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新鮮野菜直売所〜エビナベジタブルハウス〜

2018/08/09by sato


こんにちは、本が大好きsatoです。
さて、今回のお話は新鮮なお野菜に出会える直売所のお話です。
なにやら賑やかな声が聞こえてきませんか…?
ほら…元気いっぱいの声が…

ボクたち元気っ子!!

「夏だ!」
「いよいよボクらの季節がやってきた!」

「おてんとうさまが眩しいぜ!」

「ひゃっほーい!!」

今朝、畑からやってきた野菜たちはみんなとにかく元気いっぱいだ。

「おてんとうさま、最高!」
じゃがいもたちはコロコロ笑っている。


「本当。おかげで、ほうら、まるで私たち宝石のようよ。」
トマトたちは真っ赤に色づきキラキラしている。


「いいや、ボクらも負けてないさ。」
袋の中で押し合いへし合いしているのはツルナたち。


「見て見て!ボクたちもこんなに大きくなったんだ!」ナスたちは胸を張ってパンパンのからだをアピールしている。

食べよう!大谷の野菜!


海老名駅から歩いて1分ほどの“エビナベジタブルハウス”さん。
こちらの直売所の野菜たちは、海老名市大谷からやってきた野菜たちだ。
季節によって違う採れたての新鮮な野菜が店頭に並ぶ。
生産者の方々が順番にお店に立ち、今日のいちおしやおいしい食べ方なども教えてくれる。
この日のいちおしは、店の特等席にならべられた“トマトとナス”

どちらもツヤツヤして色がとっても鮮やか。
実も張りがあり、まさに今が食べ頃だ。
一人のお客さまが、「子どもがあまりナスを食べてくれなくて…私は好きなのですが…」と悩んでいると、「でしたら、“麻婆ナス”にしてみたらどうかしら。お子さまにも食べやすいと思いますよ。」とお店の方がアドバイス。
「そうですね!食べてくれなかったら…一人で食べちゃおう(笑)」お店の中に和やかな空気が流れる。

トマトは氷水でよく冷やしてから丸のままかぶりつきたい。
ツルナはさっと色よく茹でてからおかかと一緒におひたしに。
ちょっぴり珍しい赤ネギは、そうめんや冷や奴などの薬味に添えたらとてもきれいだろう。
また、この時期には甘酢漬けもよいかもしれない。赤ネギのピンク色がいきるし、暑さで食欲がわかない時もサッパリ食べられそうだ。

丁寧に丁寧に…

海老名駅周辺はショッピングモールやビルが建ちならび新しいマンションが建設され大勢の人が行き交っているが、大谷地区には畑や田んぼなどまだまだ緑が多い。

緑に囲まれていると、どこからか「ホー、ホケキョ」とウグイスの鳴き声が聞こえてきて、流れている時間もゆったりしている。
そんな大谷地区も生産者の高齢化などの問題もあり、店頭にならぶ野菜はぐっと減ってしまったそうだ。
陳列棚も下の方はコンテナが置けるようになどを考えて作られたが、現在は上の段を主に使っている。
それでも生産者の方が丁寧に丁寧に作られた野菜たちは生き生きとしている。
茹でる時はお鍋にたっぷりのお湯を沸かして…。
栄養が詰まっている皮もできるだけ残して…。
ボタン一つの「レンジでチン!」ではなく丁寧に丁寧にいただきたいと思う、そんな野菜たちだ。
野菜の他にもお米や卵なども販売している。
お店は10:00~17:00までだが、売り切れ次第閉店してしまうので要注意。
早めに行くのがよいかもしれない。

野菜も人間といっしょ

「でもね…」
赤ネギたちがポツリポツリと話しはじめる。

「こんなにすくすく大きくなれたのは、おてんとうさまの力だけじゃないんだ。」

「そう。私たちも人間と同じ。一生懸命手をかけて育ててくれたからこんなに大きくなれたの。」

他の野菜たちもみんな頷いている。

「ちゃんとわかるのさ。心を込めて育ててくれたのが。」
ニンジンたちがえっへんと得意気に胸を張る。

「夏はやっぱりオイラをたっぷり利かせてくれよ!」
ニンニクたちは待ちきれない様子だ。

「さぁ!おいしいうちにたくさん食べて!!」
タマネギたちが袋の中でそわそわ、ゴソゴソしている。

「そうよ!それが私たちにとって一番嬉しいんだから!」
一番大きなトマトがウインクした。

「エビナベジタブルハウス」
住所:海老名市中央1-1
TEL:046-234-5310
営業時間:10:00~17:00(売り切れ次第終了)
*いちごシーズン以外は土日休み
*1月~3月末は基本無休、4月~12月末は土日休み
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sato

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