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【シネマ時間 vol.02】自分の生き方を考えさせてくれる映画

2017/05/24
アミューあつぎ
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アミューあつぎ映画.comシネマのプログラム・ディレクターが、様々なシーンにおススメの映画をピックアップ。ゆっくり、のんびり、映画についてお話ししませんか?

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こんにちは!アミューあつぎ映画.comシネマの神山です。
連載コラム第2弾、今回もお読みいただきありがとうございます。
今回は『自分の生き方を考えさせてくれる映画』3作品をご紹介します。


6月も近づいて、爽やかな空気から梅雨の気配を感じたり、新生活に慣れてきてまわりを見渡す余裕が出てきたり、ちょっとした変化に気付き思いを馳せられるようになる時期ですね。

映画は楽しさや感動を与えてくれるだけでなく、自分自身と深く対話するきっかけを与えてくれるものでもあります。巡り会った映画とともに、“自分のこと”をちょっとだけ深めに考えてみるのはいかがでしょうか?

『ホームレス ニューヨークと寝た男』

© 2014 Schatzi Productions/Filmhaus Films. All rights reserved.

マーク・レイ、52歳、身長188cm
元ランウェイのモデル
職業:ファッションフォトグラファー

NYの街やコレクションで撮影の仕事、夜にはファッション業界のパーティーに出席、深夜2時近くに帰宅した彼のスイートホームは…ニューヨークの雑居ビルの「屋上」!?鍛え上げられた肉体にハンサムな笑顔、キャリアもたくさんの友人も持つ、いわゆる”勝ち組”に見えるマークが唯一持たないもの、それは「家」。経済的に安定した堅実な生活ではなく何にも縛られない自由な人生を選んだマークに密着してその生き方を捉えたドキュメンタリー、それが本作です。

「究極のミニマリスト」なんて表現もありますが、彼は”生きたいように生きている”というよりは”目的のために選んだ道を生きている”、そのための覚悟を強く感じました。夢を追いかける人間が集う街NYだからこそ現れた人物なのかも知れません。自分も目標に向かって生きている者として考えさせられる点がたくさんあり、心の底が振動する感覚がありました。

しかし、それにしても、52歳でこのルックスでこの生活_…ギャップ萌えどころでは済まされないかもしれませんよ笑。さらにマンハッタンの素敵な景色や音楽もオシャレ。映像を楽しむという意味でも十二分に堪能できる映画です。

さらに『ビル・カニンガム&ニューヨーク』『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』といった、NYを舞台にしたフォトグラファーのドキュメンタリー作品を続けて観てみるのもおススメです★

予告動画


◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて5/27(土)~6/9(金)上映
ホームレス ニューヨークと寝た男」|映画.comシネマ

『20センチュリー・ウーマン』

©2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

自身のゲイの父親を描いた『人生はビギナーズ』が世界中で絶賛されたマイク・ミルズ監督が、今度は母親をテーマに映画を制作。1979年のアメリカ・サンタバーバラを舞台に、15歳のジェイミーと、彼の母親でシングルマザーのドロシア、そして彼らを取り巻く人々の特別なひと夏を描いたドラマです。

思春期を迎える息子の教育に悩むドロシアは、ルームシェアで暮らすパンクな写真家アビーと、近所に住む息子の幼馴染で友達以上恋人未満のジュリーに「彼を助けてあげて」と依頼。変化する時代の中で良き母を目指そうと努力するのですが…。

アラサーの私、結婚したり出産したりという友人も増え、自分が結婚したら…子供ができたら…と考えを巡らす機会も増えてきました。
そんな中で巡り会ってしまった本作、素通りするわけにはいきません笑。

監督も主人公も「息子」目線ではありますが、女性として共感できる部分がたくさん。そして母親はじめ自然体で素敵な女性たちに惚れ惚れ!映画を通して登場人物の生き方に憧れて、自分自身を見つめ直す…そんな映画です。
さらに1970年代末という時代背景も大きなポイント。現代のカルチャーに繋がることがたくさん起こっているんですよね、カッコいい音楽や映像がそれを物語っています。

そして、やはりぜひ併せてご覧いただきたいのが『人生はビギナーズ』です。同じ監督でも、こうも関連する題材で作品を撮る監督はそういませんよね。
「監督」で映画を選んでみるのも楽しいですよ☆彡

予告動画


◾️6/3(土)全国ロードショー
20センチュリー・ウーマン公式WEBサイト

『わたしは、ダニエル・ブレイク』

© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016.

仕事に誇りを持ち、最愛の妻を亡くしてからも実直に規則正く暮らしてきたダニエルは、突然心臓の病におそわれ、仕事がしたくてもできない状況に追いやられる。国に援助を求めても理不尽で複雑に入り組んだ制度に悩まされ、経済的にも精神的にも追い詰められてしまうダニエル。そんな中、偶然出会ったシングルマザーのケイティと二人の子供を助けたことから交流が生まれ、お互いに助け合う仲になっていくが…。

昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した本作。イギリスの巨匠ケン・ローチ監督が、現在のイギリスや世界中で拡大しつつある格差や貧困にもがき苦しむ人々を目の当たりにし、表明した引退を撤回して作り上げた渾身の傑作です。

人間の尊厳について、弱者に寄り添いながら優しさを込めて労働者を描き続けてきた監督だからこそ表現できた、強く深く心に響く物語。予告を観ただけでもぐっと込み上げてくるものがありますね。私は鑑賞後、反芻して何度も目頭が熱くなりました。

本作で描かれている”問題”は、日本人にとっても決して他人事とは言えません。ケン・ローチ監督から日本の観客に向けたメッセージの中に、こんな言葉がありました。

「私たちは変化を求めるべきです。でも今しばらくは、ケイティ、ダニエルやその他の登場人物たちと知り合いになってください」(シネマトゥデイより)

生きづらい世の中、どうしても自分のことで精一杯になりがちですが、少しまわりに目を向けることで変化を起こせることもきっとある、と感じました。
まずは本作を観て、感じていただけたら嬉しいです。

予告動画

◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて6/3(土)~6/16(金)上映
『わたしは、ダニエル・ブレイク』|映画.comシネマ

 

アミューあつぎ映画.comシネマでお待ちしております

今回は一見深いテーマだったかもしれませんが、作品全体のテーマや物語からだけでなく、一瞬のシーンや一言のセリフが心から離れなくて、そこから新たな世界が見えてくることって、たくさんありますよね。そういう意味では、きっかけはとっても小さいものなのかもしれません。

私はいつも映画を通して自分の心の中を感じたり、今まで気にしていなかった自分自身のことに気づいたりします。
それが楽しくて、映画を観ることを止められません。
新しい映画との出会いには、きっと、新しい自分との出会いがついてくるのでしょう。そんな出会いをきっかけに、自分の生き方を考えてみても良いのでは、と思います。

貴方の“きっかけ”になった映画は、どんなものがありますか?

今度ぜひ聞かせてください!

それでは今回も、最後は“大尊敬”するお二人の映画偉人の言葉で…
映画って、本当に良いものですね。
さよなら、さよなら、さよなら!

 

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noma ライター

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アミューあつぎ映画.comシネマ副支配人、プログラム・ディレクター。映画も、三度の飯もデザートもお酒も大好きです。厚木を拠点にした「地域共生型映画館」という新しいスタイルの映画館づくりに奔走中。

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