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【シネマ時間 vol.05】キラキラ輝く!
豪華な夢を見させてくれる“ゴージャス”な映画3選

2017/08/30
アミューあつぎ
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アミューあつぎ映画.comシネマのプログラム・ディレクターが、様々なシーンにおススメの映画をピックアップ。ゆっくり、のんびり、映画についてお話ししませんか?

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こんにちは!アミューあつぎ映画.comシネマの神山です。

映画を楽しむひとつの要素に、”非日常感”てありますよね。私は現実から逃亡したいときはいつも映画を観ます!笑
今回は、目でも心でもそんな”非日常感”をたっぷり味わえる、「ゴージャスな」3作品をご紹介します。

思わずうっとり、ため息が漏れてしまいそうな…だけではない!?個性豊かな作品群、ぜひ映画館のスクリーンでご堪能ください!

『メットガラ-ドレスをまとった美術館-』

©2016 MB Productions, LLC

NYメトロポリタン美術館(通称:MET)で一年に一度行われる、ファッション界の大イベント《メットガラ》。MET服飾部門が手がける企画展のオープニングイベントで、《ファッション界のアカデミー賞》とも言われています。この《メットガラ》の主催者が、US版「VOGUE」編集長のアナ・ウィンター(『プラダを着た悪魔』その人!やっぱりいつもスタバ持ってる!)であり、彼女が《メットガラ》を一人あたり25,000ドルという席料ながらも600席を瞬時に満席にさせるプレミアムイベントに成長させました。(《メットガラ》の目的は、服飾部門の活動資金の調達なのです)
本作は、2015年の企画展「鏡の中の中国(China: Trough The looking Glass)」の製作過程と《メットガラ》の舞台裏を追いかけたドキュメンタリーです。

 とにかくこの企画展と《メットガラ》のゴージャスさったらありません。企画展には目もくらむほどの美しい服飾が次々と登場し、テーマを踏まえたドレスに身を包んだセレブ達が《メットガラ》のレッドカーペットを歩く姿をもの凄い数のフラッシュが包みます。(リアーナ、レディ・ガガ、ジョージ・クルーニー、ジュリアン・ムーア、アン・ハサウェイ、ケイト・ハドソン、ジャスティン・ビーバー、マドンナ、ビヨンセ…etc.)
 
「中国の影響を受けた西洋のファッションと、美術、歴史、映画との融合」がテーマの企画展には、ジャン=ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルド、ジョン・ガリアーノ、トム・フォード、グオ・ペイといった40人以上の錚々たるデザイナーやMETアジア美術部門が全面協力し、150以上の服飾が展示されました。また、ウォン・カーウァイが芸術監督として就任し、デザイナーたちに影響を与えた映画を会場で上映するアイデアが動きます。
 
も・ち・ろ・ん、大成功に至る陰にはものすごいドタバタがあり、ただただ美しくゴージャスな服飾に見とれるだけの映画ではありません。本企画展キュレーターのアンドリュー・ボルトンは、「ファションは芸術の一部である」というメッセージを掲げるのですが、それに対してファッション界の重鎮達からは様々な異論が放たれたり、アメリカと中国との政治的に微妙な関係が垣間見えたり、北京での記者会見では展覧会のテーマに疑問を投げつける不満そうな記者が現れたり…。思わず苦笑してしまいつつ、それに屈せずとにかく成功のために奔走するアンドリューとアナの仕事っぷりに見とれてのめり込んでいってしまいます。(そう、それはまるで超ゴージャス版「情⚪︎大陸」「プ⚪︎フェッシ⚪︎ナル 仕事の⚪︎儀」のような…)
そんなハラハラドキドキを楽しみつつ、美しいものを大きなスクリーンで堪能できる気持ちの良さを感じていただける作品です!

予告動画


◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて8/26(土)~9/8(金)上映!
「メットガラ-ドレスをまとった美術館-」|映画.comシネマ

『カフェ・ソサエティ』

Photo by Sabrina Lantos ©2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.

待望のウディ・アレン監督最新作!
今回の舞台は1930年代のハリウッド。ニューヨークからやってきた地味で平凡なボビーは、映画業界の大物エージェントとして名を成した叔父フィルの元で働き出し、やがてフィルの秘書・ヴェロニカに恋をする。しかしこの田舎者ボビーは気づく由もなかった、ヴェロニカには密かに交際中の別の男性がいることを…。やがてNYに戻りギャングの兄が立ち上げたナイトクラブを運営することになったボビーは、都会のセレブ達を相手にみるみる成長していく。そんな彼の前にもう一人の美女ヴェロニカが現れて…。

コンスタントに新作を放ち続けてくれるウディ・アレン監督。まぁ名作だったり迷作だったりするわけですが(そのどれもが私は大好きなので愛を込めて言っておりますよ)、今回は太鼓判です!
 
そもそも「カフェ・ソサエティ」とは、華やかな都会のカフェやクラブで繰り広げられるきらびやかな社交界のこと。そんななかでハリウッドとNYで展開される恋模様を描くわけですから、超豪華で超ロマンティックになること間違いなしですよね。この期待にしっかり答えてくれるのがヒロイン2人のファッションです。可愛すぎて素敵すぎてゴージャスで惚れ惚れ。彼女達に惚れてしまう純粋で真っ直ぐな性格の主人公ボビーにも思わず共感。彼には何ともビターな展開が待ち受けているのですが、だからこそ応援したくなって、「ボビーにハッピーエンドを!」とスクリーンに向かって祈ってしまいます。笑
 
そして登場するのは金持ちばかりなのに嫌味が全然ないのが、ウディ・アレン作品の素敵なところ。本当にうっとり、ときめきながらこのラブロマンスに酔いしれることができるので、気持ちが良すぎるのです。
 
80歳を過ぎたウディ・アレン監督。何十年と映画を作り続けても、都会の美しさの描き方や一筋縄ではいかない人生観といったブレない姿勢があるからこそ愛され続けるのだということを、本作でもありありと見せつけてくれています。
監督のそんな凄みも感じつつ、キラキラ眩しい夢を見ているかのような世界にどっぷり浸かってください★☆

予告動画


◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて9/2(土)~9/15(金)上映!
「カフェ・ソサエティ」公式WEBサイト

『ダイ・ビューティフル』

©The IdeaFirst Company Octobertrain Films

ミス・ゲイ・フィリピーナに輝いたトランスジェンダーのトリシャ・エチェバリア。彼女はその栄光を手にした瞬間に倒れ、急死してしまう。彼女の遺言は、葬儀までの七日間、毎日異なる有名セレブそっくりにメイクを施してほしいという「死化粧」への注文だった…。死してなお美しくありたい、美しく逝きたいと願うトリシャは、ビヨンセ、レディ・ガガ、ケイティ・ペリーにアンジェリーナ・ジョリーといったセレブに自分を似せるメイクを依頼します。友人達が施すそのメイクとコーディネイトはとってもゴージャスで、SNSでも大反響。一方で保守的なカトリック社会でもあるフィリピン、家族はその「死に方」を受け入れられずにいて…。

出てくる人物が明るくド派手!ゴージャスな映像とコミカルな展開にぐいぐい引き込まれます。でも、それだけでは決してないところが、本作の素敵なところ。裕福な家庭に育ちながらも自分のアイデンティティーを偽らず、それが原因で家族から絶縁され、身寄りのない一人娘を育て上げたトリシャの生前の姿からは、とても強さを感じます。トランスジェンダーが主人公の映画は最近特に増えている感がありますが、本作が持つパワフルで前向きな姿勢は、自らゲイであることをカミングアウトしているジュン・ロブレス・ラナ監督だからこそ描ける世界なのかもしれません。
 
フィリピンでは、最近LGBTであることをカミングアウトする人が増えてきているそうです。本作公開後に、トリシャを演じたパオロ・バステレスもゲイであることをカミングアウトし、エキストラのトランスジェンダー役の人たちもほぼ全員がゲイであることを明かしたのだそう。これに対してはファンや映画界からたくさんの応援があり、本作が国を大きく動かしたと言っても過言ではないと思います。映画の持つパワーをぜひ感じてください!!

予告動画


◾️全国の映画館にて順次公開中!
「ダイ・ビューティフル」|ココロヲ・動かす・映画社〇

アミューあつぎ映画.comシネマでお待ちしております

はぁ…キラキラ眩しすぎましたね。でも、なんだか自分までゴージャスになったような気になって満足感が…。笑
たまには映画のマジックにかかって気分転換をするのも良いですよね!

ちなみに今年、2017年の《メットガラ》では、日本が誇るファッションデザイナー、コム デ ギャルソン創設者の川久保玲さんをインスピレーション源とした展覧会が開催されました。METが現存するデザイナーに敬意を表して展覧会を開くのは、1983年に開催されたイヴ・サンローランの回顧展に続く2度目。(たったの2回!)「アヴァンギャルド」というドレスコードで大いに盛り上がったもようです。
私としては、映画のおかげで《メットガラ》について知ることができました。また映画からひとつ新しい世界を知ることができて、それもまた嬉しい!
皆さんにも、映画によって何か新しい出会いがあったならこんなに嬉しいことはありません!

それでは今回も、最後は大尊敬するお二人の映画偉人の言葉で…
映画って、本当に良いものですよね。
さよなら、さよなら、さよなら!

 

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noma ライター

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アミューあつぎ映画.comシネマ副支配人、プログラム・ディレクター。映画も、三度の飯もデザートもお酒も大好きです。厚木を拠点にした「地域共生型映画館」という新しいスタイルの映画館づくりに奔走中。

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