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【シネマ時間 vol.6】惹きつけ力がハンパない!
いろんなスタイルのヒーロー映画4選

2017/10/02
アミューあつぎ
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アミューあつぎ映画.comシネマのプログラム・ディレクターが、様々なシーンにおススメの映画をピックアップ。ゆっくり、のんびり、映画についてお話ししませんか?

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こんにちは!アミューあつぎ映画.comシネマの神山です。
いつもお読みいただだき、ありがとうございます。

以前に女性が活躍する映画特集をさせていただいたので、今回は満を持してヒーロー映画をピックアップしました!

とはいえバリバリ戦うアクション系の作品ばかりではなく、キラリと光るものを持っている、「魅せてくれる」ヒーローをご紹介したいと思います。その魅力を語り出すと、なかなか止まらなくなってしまう…。

なので、気合が入っていつもより1本多くなりました(笑)。ちょっとボリュームアップしていますので、ごゆっくりご覧いただけますと幸いです☆

『花戦さ』

©2017「花戦さ」製作委員会

武士道でなく「華道」で勝負!?大胆不敵なアーティスティックヒーロー

時は戦国。京都・頂法寺六角堂に、池坊専好という花僧がいた。出世も名誉も興味なし!何よりも花を愛し人々の幸せと世の安寧を祈る生け花の名手だ。専好がいけた松は、岐阜城大座敷で権力者・織田信長の心を奪い、豊臣秀吉、千利休をもうならせた。十数年後、天下人となり圧政を敷いていた秀吉は意に沿わない者を次々と死に追いやり、その手は利休や専好を慕う町衆にまで及んだ。それを知った専好は、友のため、民のため秀吉に“大勝負”を挑むー!

本作のヒーロー・池坊専好は、「刀」ではなく「花」=「心」で勝負します。その姿勢がまず素敵!!人の名前が覚えられなかったり口下手だったり、ちょっと抜けてるところはあるのですが、真っすぐに自分の愛するものと対峙し、それを自らの武器にしてしまうキャラクターはとっても魅力的です。そして、そんな専好の生み出す様々ないけばな作品に、やはり心奪われます。
劇中で語られるエピソードになぞらえて生まれてくる、一作一作に込められた専好の「想い」に注目しながら観てみると、きっとセリフで語られる以上のものが伝わってくるはずです。
さらに、演じる役者さんがまた豪華!主人公の池坊専好を野村萬斎、千利休を佐藤浩市、織田信長を中井貴一、豊臣秀吉を市川猿之助が演じます…まさに狂言、歌舞伎、映画、各界を代表する俳優が勢ぞろいなんです!!ベテラン俳優の演技対決にも、ぜひご期待下さい!
そうそう、いけばなを中心に扱った映画としては本作が世界初となるそうです!日本ならではのアーティスティック・エンタテインメントが生まれたことも、とっても喜ばしいことですね☆彡

予告動画


◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて9/30(土)~10/13(金)上映!
「花戦さ」|映画.comシネマ

『ハクソー・リッジ』

©Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

武器を持たず、たった一人で75人の命を救ったヒーロー

銃も手榴弾もナイフさえも、武器といえるものは何一つ持たずに第2次世界大戦の激戦地<ハクソー・リッジ>を駆け回り、たった一人で兵士たちの命を救った男、デズモンド・ドス。重傷を負って倒れている敵の兵士に手当てを施したことさえある。なぜ、彼は武器を持つことを拒んだのか?何のために命を救い続けたのか?いったいどうやって、そんな奇跡を成し遂げたのかー?”命を奪う戦場で、命を救おうとした”男の葛藤と強い信念を映し出した、実話に基づく衝撃の物語。

 『沈黙ーサイレンスー』での熱演も記憶に新しいアンドリュー・ガーフィールドが、今度は「戦わないことに対して戦う男」を熱演。とにかく彼のキャラクターが凄まじかったです。強い強い信念をここまで体現できるものなのかと、ひたすら感動させられました。女性目線でいうと、最初の恋人に対するアプローチなんて若干引いてしまう…くらいに一直線なのですが(笑)、そんな彼だからこそ、”武器を持たない戦争”を成し遂げられたのだと納得できるのです。
デズモンドは、戦場に行くまでに武器を持たない戦い方を巡って戦い、激戦地<ハクソー・リッジ>でひたすら命を救うために戦います。とにかく自分の信念を曲げずに戦う、その中で私は彼の「目」にすごく惹かれました。あまり多くを語らないデズモンドの、「目」から発揮される言葉にならないメッセージに是非ご注目ください。
そしてその感動をさらに高めるのが、メル・ギブソン監督によって作り上げられた圧巻の戦場シーン。CGに頼らず”全てを実際に行う”その撮影スタイルによって、まるで戦場に放り出されたかのような感覚になります。歴戦の兵士さえ一目見て言葉を失ったという<ハクソー・リッジ>の真に迫る舞台は、ぜひ映画館のスクリーンで堪能すべし!!

予告動画


◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて10/14(土)~10/27(金)上映!
「ハクソー・リッジ」|映画.comシネマ

『笑う故郷』

配給:パンドラ

ヒーローはつらいよ

アルゼンチン出身のノーベル賞作家ダニエルは、故郷の田舎町サラスからの招待を受け、40年ぶりに遥々スペインから帰郷する。国際的文化人ダニエルの帰郷に湧き上がるサラスの人々は、彼に「名誉市民」の称号を与え、暖かく迎え入れる。旧友たちとの昔話、元恋人との再会、熱い視線を向ける若い女性との一夜…ダニエルの帰郷は心地よい驚きと喜びに満ちていた。だが、ふと気づいてみると、いつの間にか彼を取り巻く事態は思いもよらぬ方向へ転換しはじめ…。

 今回ご紹介する中では唯一“実在しない”ヒーロー、ダニエル。物語は彼のノーベル文学賞受賞のスピーチからはじまります。このスピーチがかなり尖っている。尖りすぎていて、スクリーンのあちら側もこちら側も一瞬凍りつきます(笑)。果たして彼はクールで知的な人物なのか、気まぐれで人を嘲る人物なのか…冒頭からそんなことを考えていると、いつの間にか本作の世界にどっぷり浸かってしまっている自分に気づきます。
そして今度は主人公ダニエルと一緒に、サラスの町の人々に心を引っ掻き回されてしまうのです…。「有名人が故郷に帰ると、こんな風になるだろうなぁ」という、あるある感満載のブラックコメディだと思ってシニカルな笑いに身を任せていると、思いもよらない事態が襲ってきて、冒頭とは違う凍てついた空気が…。全然一筋縄ではいかない展開に、とにかく心と集中力を休める暇がなくなってしまい、ヘトヘトにさせられます(笑)。
それもこれも、主人公ダニエルを演じたオスカル・マルティネスの演技力が本作のすべてを牽引しているからだと感じずにはいられません。彼は昨年のヴェネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞しました。同映画祭では上映後のスタンディング・オベーションが10分以上の異例ともいえる長さだったことも、大きな話題になりました。喝采と絶賛の嵐に包まれた本作のパワーに、気持ち良くやられてください!

予告動画


◾️岩波ホール他、全国順次公開!
「笑う故郷」公式WEBサイト

『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

©British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016

バレエ界きっての異端児、タトゥーだらけの美しすぎるヒーロー

ウクライナ出身、19歳で史上最年少の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニンは、その2年後、人気のピークで突如退団してしまうー。<ヌレエフの再来>と謳われる類稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?スターダムから自滅の道へ進みながらも、決して踊ることをやめなかった一人の男を追ったドキュメンタリー。

まぁ~とにかくイケメンと肉体美、まずはそこですね。目の保養映画として選んだアナタ、正解です!美しく舞う姿を大きなスクリーンで観たいと思ったアナタも正解です!ですが、本当に惚れてしまうのは彼の「生き様」なんだと、ここで声高に主張させてください!!
生活のほぼ全てをバレエにささげ、ひたすら努力して踊り続けた十代。頂点に達したにも関わらずバレエ界の現実に絶望し、崩壊し、それでも再生へと進んだ二十代…濃密すぎるセルゲイのわずか27年の人生から、私はものすごいエネルギーをもらいました。「心地がよすぎるとき、そこに安住はしない。いつも苦悩して何かを達成しようとしている」「何かと戦い続けることが大切」ーーー本作で映し出される彼の生き様を通して、この言葉にも強い説得力を感じるのですが、一方で強いだけではない、繊細な一面も垣間見ることができます。はい、お気付きの通り私は完全にセルゲイに惚れました(笑)。しかし男女問わず共感いただける方はきっと沢山いると確信しております!彼の姿を、まなざしを、生き様を、大きなスクリーンで堪能できるなら何度でも鑑賞したいっっ!
熱くなりすぎましたが(笑)、そこまで心を震わせてくれる作品であることは間違いありません。今年公開のドキュメンタリー作品の中でも神山イチオシの一本です!!

予告動画


◾️アミューあつぎ映画.comシネマにて10/14(土)~10/27(金)上映!
「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」|映画.comシネマ

アミューあつぎ映画.comシネマでお待ちしております

身体を張って戦うだけがヒーローではない、と思ってご紹介したつもりでしたが、やはり「ヒーロー」は常に何かと戦っているものなのだということを実感しました。。。その中に自らが捉えた確固たる信念を持っていて、その信念を感じられるからこそ、魅力的でカッコいいのでしょうね。映画を通してこんなにも素敵な男性たちに出会うことができるなんて、幸せなことだなぁ。

皆さんの「ヒーロー」はどんなキャラクターでしょうか?映画館にいらした際は、ぜひそんなお話しも聞かせていただけると嬉しいです。

それでは今回も、最後は大尊敬するお二人の映画偉人の言葉で…
映画って、本当に良いものですよね。
さよなら、さよなら、さよなら!

 

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アミューあつぎ映画.comシネマ副支配人、プログラム・ディレクター。映画も、三度の飯もデザートもお酒も大好きです。厚木を拠点にした「地域共生型映画館」という新しいスタイルの映画館づくりに奔走中。

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