spot人気スポット・開発

【シネマ時間 vol.8】知られざる○○が心に響く映画3選

2017/11/29
アミューあつぎ
レジャー施設
人気スポット・開発
住まい・暮らし
施設その他


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アミューあつぎ映画.comシネマのプログラム・ディレクターが、様々なシーンにおススメの映画をピックアップ。ゆっくり、のんびり、映画についてお話ししませんか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こんにちは!アミューあつぎ映画.comシネマの神山です。
いつもお読みいただだき、ありがとうございます。

初めて踏み込むことのできる世界、得られる新しい知識、沸き起こる感情…映画はいつも、新しい出会いを私たちに与えてくれます。今回はそんな観点から、「知られざる○○が心に響く」映画をご紹介したいと思います。

 

皆さんにも新鮮な出会いになるでしょうか…そうであると嬉しいです☆彡


『ゴッホ 最期の手紙』

©Loving Vincent Sp. z o.o/ Loving Vincent ltd.

【画家部門】情熱の画家の知られざる心

無気力な日々を過ごしていた青年アルマンは、郵便配達人の父・ジョセフから1通の手紙を託される。それは、父の親しい友人で、1年ほど前に自殺した画家、フィンセント・ファン・ゴッホが弟・テオに宛てて書いたまま出し忘れていたもの。パリに住んでいるはずのテオを探し出して、手紙を届けるために旅立ったアルマンは、情熱と驚愕に満ちたフィンセントの人生と思いがけない形で交わることになっていくのだった…。

世界各国から集まった125名の画家が特別なトレーニングを積み、ゴッホのタッチを習得したうえで描いた62,450枚もの油絵で構築されている本作。タンギー爺さんが、郵便夫ジョセフ・ルーランが、医師ガシェが、こんなに美しい描写で動くなんて…!!ゴッホ好きの私としてはこの映像を堪能できるだけで幸せなのですが、本作はそれに留まらない深い感動を与えてくれました。
ゴッホは毎日毎日、弟テオに向けて手紙を綴り続けました。その膨大な量の手紙の一部が本作では語られており、この手紙が、私たちにゴッホの文筆家としての一面を色濃く見せてくれるのです。ボロボロになりながらも描き続けた彼の思いが、熱い色彩の映像と言葉の数々によってじわじわと放たれ続け、深く強く胸に響きました。
原題は『Loving Vincent』。10年間の画家生活の中で売れた絵は1枚だけ…決して明るい人生だったとは言えないかもしれません。それでも本作からはゴッホに対する深い深い尊敬と愛情が溢れ出しています。いくつもの時代を超えてこんな映画が生まれてくれたことに、ひたすら感動です。

予告動画

全国の映画館にて絶賛上映中!

「ゴッホ 最期の手紙」公式WEBサイト

『すばらしき映画音楽たち』

© 2017 Epicleff Media. All rights reserved.

【音楽家部門】知られざるハリウッド映画音楽のすべて

『007』『ロッキー』『E.T.』『スター・ウォーズ』『バットマン』…ハリウッド映画を彩る映画音楽の名曲の数々。大ヒットした主題歌やメインテーマ曲など、映画史に輝く幾多のメロディがどのようにして生まれたのかが、いま紐解かれる。映像からイメージされた最初のシンプルな旋律が、やがてオーケストラ演奏によるダイナミックで感動的な楽曲へと変貌を遂げていく。映画音楽が誕生して観客に届くまでの知られざる制作過程について、豊富な作品群を題材に描いた貴重な音楽ドキュメンタリー!

皆さんは、何をきっかけにして映画を観ますか?私は好きな監督や俳優で選ぶことが多いのですが、そういえば「音楽」に引き寄せられて観たことってありません。。。でも、鑑賞中の感動や興奮は間違いなく「音楽」によって心が揺さぶられているからで、映像と共に流れるフレーズが鑑賞後も頭から離れなくてなかなか興奮が冷めない…ということは、けっこうありますよね。そんな私たちの感情を気持ちよく波立たせてくれる音楽家たちの技術や頭脳の裏側を、本作は余すところなく見せてくれます。
そして何より、すばらしき映画音楽家たちへの尊敬の念が表れていて、そこにとても共感します。ジョン・ウィリアムズ(『スター・ウォーズ』シリーズ、『E.T.』etc.)はやっぱり神様なんだなぁとは思いますが(笑)、それだけじゃないんだということを沢山の作品と共に訴えてくれるし、未来を担う新世代の作曲家、プロデューサー、スタジオミュージシャンたちにもライトを当てて紹介してくれるのです。
さらにさらに映画を楽しむ観点を与えてくれる本作、ぜひ映画館の音響でお楽しみください!

予告動画

アミューあつぎ映画.comシネマにて12/2(土)~12/15(金)上映!

「すばらしき映画音楽たち」|映画.comシネマ

『ドリーム』

© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

【数学者部門】アメリカ宇宙開発史上の”知られざるヒロインたち”

東西冷戦下、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発戦争を繰り広げている1961年。NASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが”西計算グループ”に集い、計算手として働いていた。リーダー格のドロシー、黒人女性として初めて宇宙特別研究本部に配属されたキャサリン、エンジニアを志すメアリーらはそれぞれ家庭を持ちながらも公私共に毎日をひたむきに生き、国家の威信をかけたNASAのマーキュリー計画に貢献しようと奮闘していたが、オフィス環境は劣悪で理不尽だったー。

また新たにカッコイイ女性ドラマに出会えることができました。主人公の3人は人種差別に対抗しようとも、自分達で革命を起こそうともしていません。ただひたむきに、自分の能力を最大限に活かし、仕事に全力を尽くし、与えられた環境の中で凛として生きようとしました―家庭では母として、妻として、一人の女性としても。その姿は本当に美しくてカッコイイのですが、それだけではありませんでした。本作では彼女達のなかにある“誇り”を随所に感じ取ることができます。その“誇り”をしっかりと描いてくれていることに、私はとても胸を打たれて、何度も何度も涙がボロボロこぼれました。
60年代初期の南部に焦点を当て、キャラクターの人柄に反映させて作り上げられた衣装もとっても魅力的で、ファッションの持つ“強さ”についても感じることが多かったです。これは女性が主人公だからこそ、かも知れません。
原題は『Hidden Figures』。正に知られざるヒロイン達の姿は、とてつもない勇気と刺激を与えてくれるので、映画館を出た後は、前を向いて背筋をすっと伸ばして歩きだしたくなります!

予告動画

アミューあつぎ映画.comシネマにて12/30(土)~2018/1/12(金)上映!

「ドリーム」|映画.comシネマ

アミューあつぎ映画.comシネマでお待ちしております

いかがでしたか?

今回ご紹介した3作品、実は「裏テーマ」がありました(…というか、記事を書きだして気づいたのですが…)。3作品とも、制作者の登場人物に対する心の底からのリスペクトの感情が溢れているんです。
観客にその感情まで届けられる所以は作り手の信念の強さ以外の何ものでもないと思うのですが、そこまで心を込めた世界を描くことができる、一本の映画を作り上げることができる、そんな監督をはじめとした制作者の思いに、私はとても感動しました。なので、ご紹介記事にも似た表現が出てしまったかもしれません(汗)。

本コラムを読んでくださる皆さんにも、私の映画に対するリスペクトの気持ちを少しでもお伝えできるように、これからも頑張って参ります!

それでは今回も、最後は大尊敬するお二人の映画偉人の言葉で…
映画って、本当に良いものですよね。
さよなら、さよなら、さよなら!

アミューあつぎ映画.comシネマ連載一覧はコチラ▽▽

アミューあつぎ映画.comシネマ連載 | noma

【アミューあつぎ映画.comシネマ】
場所:神奈川県厚木市中町2-12-15 アミューあつぎ9F 小田急線本厚木駅 東口から地下道直結。徒歩約5分。
営業時間:9:00〜22:00
定休日:1月1日
アミューあつぎ映画.comシネマ
映画と厚木市民を繋げるコミュニティシアター『アミューあつぎ映画.comシネマ』 | noma記事

 

nomaで連載コラムを配信したい方募集中!

厚木または海老名に拠点がある店長・ショップオーナー様、専門家の皆様。
日頃の知識や情報をnomaの連載コラムを通してたくさんの方へ広めてみませんか?

  • 「農業についてもっと語りたい」
  • 「食についてもっと伝えたい」
  • 「ママの子育てのお悩みを解決したい」
  • 「マニアックな活動をもっと知ってほしい」
  • 「手軽にDIYを共有したい」
  • 「カメラについてもっと広めたい」
  • 「自宅でできるストレッチ方法」
  • 面白い 珍らしいスキルをもっている

などなど、

日々生活する中でちょっとした豆知識や情報を知りたい人がたくさんいます。
nomaの連載コラムについてご興味ある方はぜひお問い合わせください♪

 

タグ:

noma ライター

映画.comシネマ

アミューあつぎ映画.comシネマ副支配人、プログラム・ディレクター。映画も、三度の飯もデザートもお酒も大好きです。厚木を拠点にした「地域共生型映画館」という新しいスタイルの映画館づくりに奔走中。

映画.comシネマ

シェアやツィートしてくれたらライターが喜びます。

pagetop