about noma

海老名と厚木を彩る情報&WEBマガジン
厚木と海老名の間 [noma]

search

さがみ野の中の小さな九州『博多どんたく』

2018/08/28by なっつん

麺類が大好きなのに…住んでいるさがみ野駅周辺にはお店が少ない!
そんなわたしが腹ペコで倒れそうになった時にふらっと訪れる貴重なお気に入りのお店をご紹介します。
地元で知らない人はいないと言っても過言ではない、特に女性の間では完食したことがステータスになるほどの大盛りちゃんぽんで有名なその名も「博多どんたく」

実は博多ラーメンのお店

さがみ野駅南口から歩いて2分ほど、「マルちゃん横丁飲食街」の奥にそのお店はあります。
創業は平成6年。日本でとんこつラーメンが流行し始めた頃、博多出身の伊藤さんが奥様と開業しました。
かつてさがみ野駅の周りにはたくさんのラーメン店があったそう。
その中でお店の特色を出すために大盛りちゃんぽんをメニューに加えたところ、それが口コミで広まり、そのおいしさとあいまってちゃんぽんを目当てに来るお客さんが続出、大盛りを出すお店としてテレビの取材が来たこともあるそうです。
「だからちゃんぽん屋だと思われることが多いんだけど、本当は博多ラーメンのお店なのよ」と奥様。
…わたしもずっとちゃんぽん屋さんだと思っていました!
実際わたしが食べている間に来たお客さんのほとんどがちゃんぽんを注文していましたよ。

Aちゃんぽん 900 円
見よ、このうず高く盛られた野菜の山を!これが普通盛り(もちろん大盛りもあります)。食べきったら褒めてくださいました(笑)。


博多ラーメン 700円
大きなチャーシューが2枚、あっさりとしていて食べやすいとんこつスープ。細麺はペロッと食べられちゃいます!


替え玉 100円
この価格にしてチャーシュー付きの大盤振る舞い!

こだわりの食材から作られる優しい味わい

小⻨の香りが豊かなモチモチのちゃんぽん麺、しっかりとしたコシのある博多ラーメンの細麺、どちらもお店のスープに合うものを都内の製麺屋さんに注文しているオリジナル麺だそう。
ご存知でしたか?
ちゃんぽんのスープはとんこつベースですが牛乳も入っているんですって!だからとんこつ特有のこってり感が少なく食べやすいんですね。
そして博多どんたくのちゃんぽんは、この山盛りの野菜やお肉、魚介からの旨味がたっぷり溶け込んでいるので深い甘みやコクがあり、最後まで飽きることなく食べることができます。
食材は新鮮な国産のものを、サイドメニューに使われている明太子は九州から取り寄せているものなのだとか。
サイドメニューは、メニューに載っていないものでも「こんなものが食べたい!」とオーダーすれば、お店にある食材で作ってくれるそうですよ。

平日のランチタイムの様子。
オープン間もない時間にお邪魔したのでお客さんはまだ少なめですがサラリーマンの方々が午後の鋭気をチャージしに来ています。

常連さんとの挨拶は「ただいま」「おかえり」

今回お邪魔したのは平日のランチタイムでしたが、夜になると一転、常連さんたちで大賑わい。キープボトルが並ぶ棚もあり、さながら居酒屋のようです。
伊藤さんご夫妻はお客さんとの距離がとても近く、一緒に旅行に行ったりバーベキューをしたりしたこともあるのだとか。お客さん同士もすぐ仲良くなるのだそうです。
「よく『我が家に帰ってきたみたい』と言ってもらえるの。遠くに引っ越して行ったお客さんも、こっちに来たら必ず顔を出してくれるし、学生だったお客さんが立派な社会人になったりするのを見るととても嬉しい」
と、四半世紀続いているお店ならではの喜びを語ってくれました。
そんなアットホームな雰囲気の「博多どんたく」。女性1人でも奥様が温かく出迎えてくれるので入りやすいですよ。あなたも腹ペコの時にぜひ行ってみてください!


『博多どんたく』

海老名市東柏ヶ谷 2-25-20
TEL:046-234-7730
月曜定休(祝日の場合は営業、次の日がお休み)
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜23:00
アバター画像

nomaメンバー

なっつん

シェアやツィートしてくれたらメンバーが喜びます
HOME > グルメ > > さがみ野の中の小さな九州『博多どんたく』
TOPへもどる