特別な日に食べるケーキ、美味しいですよね。

でも、、、「今日は記念でもなんでもないけど、ケーキ食べたいな〜」っていう時、ありませんか？ 私はあります！ しょっちゅうあります!

そんなケーキ欲をコンビニスイーツでごまかしてみたりしているnoma読者の皆さま！
なんでもない日にも ふと「ケーキ買って帰ろうかな～♪」 と思える素敵なケーキ屋さんをご紹介します。

海老名駅からバスで10分弱。
杉久保北にある自家製洋菓子プランタニエ。

▲ 相鉄バス「城山」バス停の目の前。レンガと黄色と壁がかわいい外観のプランタニエ。

フリーペーパー ［noma］のショートケーキ特集で巻頭を飾ったプランタニエは、海老名にお店を構えて30年になる老舗洋菓子店。
愛川町出身の店主小島さんと奥様の久子さんのおふたりで営まれています。

▲ 木のぬくもりと懐かしさを感じる広い店内。

アットホームで温かい雰囲気の店内に、種類豊富なケーキと焼き菓子がずらり！
たくさんのケーキと焼き菓子は、見ているだけでワクワクします。

流行とは逆を行く 昔ながらのケーキ

銀のホイルの上に乗った二等辺三角形が美しいショートケーキ。
ショートケーキと聞いて真っ先に思い浮かべるあの形。

▲ ショートケーキ290円。リーズナブルな価格も嬉しい。

プランタニエのケーキはどれも「昔ながらのケーキ」と呼ぶのがぴったり。

「流行を追うのも必要なんだろうけど、うちはその逆を行ってるかもしれない。」と店主の小島さんはおっしゃいます。

お店を訪れるお客様のニーズに応えたラインナップは、小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまで みんなが美味しく食べられるものばかり。

洋酒の香り豊かなあのお店のチョコレートケーキも美味しいし、お洒落なデコレーションのあのお店のミルフィーユもいいけれど、
やっぱりこれだよね、と言いたくなっちゃうケーキがプランタニエにはあるんです。

お客様に喜んでもらいたい

「これが食べたいな〜と思って来た時に、そのケーキがなかったら がっかりするじゃない？」と小島さん。

買いに来てくださるお客様の想いに応えたいという気持ちから、これだけ多くの種類のケーキを欠かすことなく作り続けていらっしゃいます。

▲ 海老名で30年間ケーキを作り続けている小島さん

「昔あったアレ、もうないんですか? なんて言われると、よし！じゃあ、やるか！って思ったりね。」
お客様の声から復活したケーキもあり、
お話を聞けば聞くほど、お客様に喜んでもらいたいという気持ちが強く伝わってきます。

▲ チョコレートコーティングされた土台がクリームで飾られていきます。

３世代４世代に渡って　プランタニエのケーキを買いに来る方も多いそうで、
「まだ小さかった子が成長して働くようになってまた買いに来てくれたりして。そういう繋がりはすごく嬉しいですね。」と久子さん。

▲ 懐かしいバタークリームのチョコレートケーキ。お子様に大人気だそう。

種類の多さはこちらにも！

店内右手には、３０種類近くの焼き菓子が並べられています。
こちらももちろん手作り。

▲ 手書きのポップが懐かしい袋入りのクッキー。おやつに丁度良いサイズ。

袋入りのクッキーは友達へのちょっとしたプレゼントにもってこい◎
私もよく買わせていただいていますが、封を開けたが最後 あっという間にお腹の中へと消え去ります（笑）。

▲ 人気の焼き菓子詰め合わせは、用途に合わせて選べるラインナップ。

詰め合わせなどの種類も豊富なので、贈り物や帰省の手土産にもオススメですよ。

のんびりとした「海老名」らしさが残る店

駅周辺の発展がめざましい海老名。
そこから少し足を延ばすと、まだまだ和やかな時間が流れる場所がたくさんあります。

窓から見える富士山を眺めながら「海老名はいいところよね〜」と笑いあう小島さんご夫婦。
プランタニエには、心地よい海老名の空気が流れています。

▲ 小島さんご家族。高校生の息子さんは、プランタニエの生チョコが大好きだそう。

「私の町のケーキ屋さん」と呼びたくなるホッとする味。地元にこんなケーキ屋さんがあってよかった、と思えるお店です。
ぜひ一度足を運んでみてください。

プランタニエでは、お会計金額の10円未満は切り捨てなんです。
どういうことかというと…
お会計 ￥759 → お支払 ￥750
お会計 ￥932 → お支払 ￥930

初めて訪れた人はちょっとビックリするかもしれませんが、これがプランタニエスタイル◎
何かと煩わしい1円単位のお支払のサービスは嬉しいですね！