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【歴史と市民をつなぐ】発見!郷土の歴史~国分地区編~に参加しました!

2018/06/27
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こんにちは!高城(たき)つかさです。

今回、noma で記事を執筆させていただくことが決まって、「もっと海老名のこと、厚木のことを知りたい、深堀りしたい…..!」という思いから、海老名市立有馬図書館が主催しているワークショップ「第五回 発見! 郷土の歴史 ~国分地区編〜」に参加してきました!

「発見! 郷土の歴史」って?

海老名市立有馬図書館が主催している「発見! 郷土の歴史」。テーマは、「江戸から現代の歴史と民俗」です。

このワークショップは、海老名市郷土資料館 温故館職員である片山兵衛先生が講師。

海老名市をいくつかの地区にわけ、座学を2日間、実際に歩いて歴史を辿るフィールドワークが1日と、合計3日間にわたって行われる「地域密着型イベント」です。

申し込み方法

今回、わたしは海老名市立図書館のホームページから電話で申し込みをしました。 定員は25名のため、早めに申し込んでおくのがおすすめですよ。

今回参加した第五回は「国分地区編」ということで、フィールドワークでは実際に相模国分寺・龍峰寺・弥生神社・相模国分尼寺などをまわる予定が、雨天中止のため、5月16日、23日、30日と3日間座学を行うことになりました。

きょうは、その3日間のレポートをお届けします!

1日目一村字限切図でみる、国分地区の地形と特徴

初日の5月16日は、明治11年の国分村「一村字限切図(あざきりず)」を使用して、国分地区の地形や特徴を学びました。

明治11年の「一村字限切図」を使用したので、江戸末期頃の様子を、現在ある建物と比べながら話を聞けたので、「イオンがある道はこんな家があったのか」など、過去と現在をつなげることができました。

地元の歴史を振り返るときにいま知っている場所と照らし合わせて学べるのは、 この講座ならでは、ですね。

2日目|宗門人別改帳から読み解く、国分に住む人々のくらし

2日目の5月23日は江戸時代、国分地区に住んでいた家族の構成や、米の取れ高を一覧にした宗門人別改帳から読み解いた、人々のくらしについて学びました。

もともと、キリシタン禁圧を目的に作られた宗門人別改帳を、「くらし」を知るために活用したという片山先生。年齢層や名前の特徴、夫婦最大年齢差など、さまざまな観点から国分地区に住んでいた人々の生活意識を学ぶことが出来ました。

一番印象的だったのが、名前から読み解いた男尊女卑の考えについて。

当時は、男性は漢字、女性はひらがなの名前をつけることが基本だったそう。漢字は意味を持った表意文字、ひらがなは記号性を持った表音文字だったことから、女性の役割が制限されていて、男尊女卑の考えがみんなあったのではないかという指摘が、とても印象に残りました。

わたしはひらがなの名前ですが、「司(つかさど)る」、つまり、リーダーシップを持ってほしいという意味が込められた名前。小学生の頃、「名前にこめられた意味を親に聞いてみよう」という機会があったのですが、名前の持つ意味について考えることが男性にしかなかったと知って、なんだか不思議な気持ちになりました。

3日目 | 番外編:民話から海老名を、より深く知る

フィールドワークの最終候補日だった5月30日も雨天。急遽、「国分と市域の民話」について学びました。

当時、民話は代々引き継がれていくものだったそう。江戸時代は祖父母もいっしょに暮らす直系家族や、親戚の叔父、叔母も暮らす複合家族が多かったことから、そういった話を引き継ぐ機会が多かったそうです。

現代は核家族が多く、祖父母はいっしょに暮らすというよりも、「会いに行く」という感覚が染みついている印象。わたしは幼少期と中学時代に祖父母といっしょに暮らしていたため、思い返せばさまざまな話を聞きました。

江戸時代は、それが当たり前だったようです。

また、民話というと史実を伝えているイメージですが、そうではなく、史実に「エンターテインメント性」を盛り込んでいくが重視されていたそう。

女性が主人公だったり、悲劇でおわったり。どれだけの人が共感するか、印象に残るか、そういった面を重視して、話を膨らませ、伝えていたそうです。

今回は、国分寺の「尼の泣き水」や、上今泉の「お松の碑」などの話から、キツネ に関する言い伝えまで幅広いお話を聞くことができました。興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

現代まで残されている資料を新しい視点から見つめなおし、当時の人々の生活や考えを読み解く。より海老名を、国分地区を身近に感じることができたイベントでした。

歴史は続いていくけれど、くらしが変わるように、考え方も変わるもの。今回、この ワークショップに参加したことで、海老名に対する考え方が変わりました。

このワークショップは参加費無料!雨天でなければフィールドワークもあるので、歴史を肌で感じたい方にはぴったりだと思います。

第六回目は 2018年秋ごろ。望地・柏ヶ谷エリアについて学べるそう。

付近にお住まいの方はもちろん、海老名をより深く知りたいというあなたは、参加してみては?

また、ほかにも図書館主催でさまざまなイベントを展開しているので、こまめにチエックしてみるのもおすすめです。

こういったイベントを通して、新たな学びのカタチを見つけてみてくださいね。

noma ライター

高城(たき)つかさ

高城(たき)つかさ

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