はじめまして、この度NOMAのライターとなりました、ゆうたです。
座間在住で、長らく東京に勤務しておりましたが、
最近、海老名でお仕事をすることになりました。
素敵な写真とともに海老名、厚木のスポットを紹介していきますので楽しみにしていてください！

厚木でハイキング

厚木市は丹沢山地の東側に位置する街で、
市内の西側は眺望が優れた山が複数存在します。
代表的な山は標高1252mの大山ですが、
少なくとも1時間以上かけた登山となるためそれなりの装備と覚悟が必要です。

「もっと手軽に山に登りたい！」
そんな皆様にオススメしたいのが、鳶尾団地の北側にそびえる鳶尾山です。
標高234.1mでこの地区では一際高い山で、
市内在住であればこの山の存在は耳にしたことがあるはずです。
麓の登山口から鳶尾山山頂までは徒歩約50分かかります。
「手軽ではないじゃん！」
そう思われるかもしれませんが、ご安心ください。
実は、鳶尾山でもっとも眺望が優れているのは山頂ではなく、
もっと手前の地点にある展望台です。
その展望台までは徒歩約15分程です。
「徒歩約15分のハイキングで厚木トップクラスの絶景を目の前にすることができる」
そう思うと足を運びたいと思った方も多いはずです。
それでは、鳶尾山のハイキングコースをご紹介していきます。

鳶尾山ハイキングコースの入口

鳶尾山の展望台に続くハイキングコースの入口は、
鳶尾団地の一角にあるベンチや遊具を備えた天覧台公園です。
公園入口付近には大きく
「鳶尾山ハイキングコース→」
と示した看板がありますのですぐに目に付くはずです。
園内に入ると青い手すりのある階段があり、これがハイキングコースの入口です。
周辺には、同じように鳶尾山の展望台まで続く階段のある公園がいくつか存在しますが、
かなり遠回りをさせるルートもあれば、途中で行き止まりとなるルートもあります。
最短コースはここ「天覧台公園」なので間違えないようご注意ください。

鳥居が森への入口

公園から長い長い階段を登っていきます。
これがなかなか辛いですが、頑張って登りましょう。
階段の途中で、少しだけ厚木の中心市街地方面の景色が見えますが、
展望台からの景色はこんなものではありません。
階段を登り切ると鳥居が目の前に現れます。
実は鳶尾山には金比羅神社があり、これはその神社の鳥居です。

急な上り坂に一苦労

鳥居を過ぎるをすぐに急な上り坂にぶつかります。
手軽な登山とはいえ、登山には変わりないので登っていきましょう。
仲間や家族と会話をしながら登れば若干疲れも和らぎます。

所々に木の看板が設置されており、そこには
「展望台○.○○km」
の記載があります。

途中、段差もありますのでご注意ください。

これが見えたらあと少し！

だいぶ汗もかいてきたところで、
「展望台0.15km」
の看板に出会えます。
ここまで来たらあと少しです。

突如現れる展望台

ようやく目にする展望台は意外にも高さがあり驚くはずです。
らせん状の階段とオレンジのラインのアクセントが特徴的で、
山の上の展望台ではありますが意外にも凝ったデザインをしています。
さぁ、その先に待っている絶景とは・・・

関東平野を一望

らせん状の階段を登り切り、目に前に飛び込んで来るのが
神奈川県央地区を中心とした関東平野の景色で、
空気の澄んだ日であれば江の島や横浜みなとみらい地区のランドマークタワー、
都心の高層ビル群を目にすることができます。
西側には、圧倒的な高さを誇る丹沢の山々が連なる光景を広がっています。
なんと言っても、野外展望台特有の開放感がたまりません。
景色が広がる展望台で、持参したお弁当を楽しめば贅沢な時間を過ごすことができるはずです。

最後に

ここまで、鳶尾山のハイキングコースを紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
最後に注意点を２点紹介します。
手軽なハイキングコースではありますが、歩きやすい服装で向かうようにしてください。
また、日が落ちるとハイキングコースは非常に暗くなりますので、時間に余裕をもって訪問してください。
汗をかいた分だけ、展望台から景色を目にしたときの感動が大きくなるはずです。
厚木トップクラスの絶景を是非体感してください。

鳶尾山ハイキングコース | 厚木市