皆さんこんにちは。
nomaスタジオカメラマン＆nomaライターのmayu**です。

nomaCAMElifeも7回目！
今回は、カメラの設定から少し離れて、
写真を撮るときに知っているとちょっと得する(?)ポイントをお話していきます。

アングルとボジション

カメラアングル、カメラポジション。
聞いたことはあるけど、よくわからない…という方も多いかもしれません。

カメラポジション とは、カメラの位置のこと。
カメラアングル　とは、カメラの角度のこと。

ポジション、アング・共に、ハイ＆ローを付けて、
ハイポジション・ローポジション、アングル・ローアングル、などと言います。

 

▲ 左がハイポジション。右がローポジション。

 

▲ 左がハイアングル。右がローアングル。

 
被写体より上の位置から撮るのがハイポジション、低い位置から撮るのがローポジション。
カメラの角度を上から見下ろすように撮るのがハイアングル、見上げるように撮るのがローアングル。

写真を撮る時の組み合わせとして多いのが、
ハイポジション＋ハイアングル（高い位置から見下ろして撮る）
ローポジション＋ローアングル（低い位置から見上げて撮る）

それでは、それぞれどんな写真になるか見てみましょう。

ハイポジション＋ハイアングルの写真

子どもの写真を撮る時、大人が立ったままの高さから撮ると 図らずもこんな感じのアングルになりますね。
普段見ているまま…という感じで、なんとなく面白みがない、ありきたりな写真とも言えます。

ハイアングルの写真を撮るなら 真上から撮ってみる、被写体に寄って撮ってみる と、ずいぶん印象が変わって ちょっと面白い写真になったりします。

真上を見上げた上目遣いの子ども写真もとってもかわいいので、ちょっと高いところからカメラを構えて お子さまのカメラ目線を狙ってみるのもオススメです。

ローポジション＋ローアングルの写真

子ども写真を撮る時の一番のコツは、子どもと同じ高さまで目線を落とすこと。

【nomaCAMElife-02-】でも少しお話しましたが、こうして目線を合わせて子どもの世界に入り込むことで、主役であるお子さんがより一層引き立つ写真になります。

大人でも、脚を長くスタイル良くみせたい時などに「下から煽って」撮ったりしますよね。
あれがまさにローポジション＋ローアングル。

外での撮影では、少しカメラボジションを下げて画角に空が入るように見上げて撮ると 写真にグンと広がりが出ます。
※ 被写体が近すぎたり 下から撮りすぎたりすると、鼻の穴全開の写真になってしまうので要注意！笑

思い切って少し離れた低い場所から見上げるようにして撮ると、
地面と空だけのすっきりした開放感のある写真に◎

いろんなポジション・アングルを試してみましょう

それぞれのポジション・アングルで撮った写真をご紹介してきましたが、
同じ場面でもカメラの高さや角度を変えてみるだけで、ずいぶんと印象が変わってきます。

「なんだかいつも同じような写真になっちゃう…」なんてお思いの方は、
ちょっとだけ目線を変えてみるといいかもしれません。

寝転がったり、高いところに登ってみたり、
写真を撮ることを体いっぱいで楽しんでみましょう♩

ポジション・アングルについて まとめ

次回のnomaCAMElifeは、
いつもの写真がこんなに変わる! / vol.4 構図
をお届けします。どうぞお楽しみに◎

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