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【はじめましてデザイン vol.03】フォント篇-フォントの特徴-

2018/01/24by つっちー

こんにちは!nomaデザイナー&ライターのつっちーです。

vol.03は「フォントの特徴」です。

vol.01と02の連載ではなんとな〜く、フォントが与える印象は違うということがわかってもらえたでしょうか?
まだ読んでいない方はコチラ👉【連載:はじめましてデザイン】 で見てみてくださいね!

ただただ好きなフォントを選んでいたみなさん!
今回はデザインの基本中の基本!フォントの特徴についてお話ししたいと思います。

明朝体とゴシック体の違いは?

みなさんがプレゼンテーションやPOP、社内の企画書、ご案内状などを作る時、オフィス系のアプリケーション(Word・powerpoint・Excel)を使うと思います。

その中に必ず入っているフォント。
「〜明朝」とか「〜ゴシック」という名前のフォントです。
見たことありませんか?

初期設定の場合は「〜明朝」か「〜ゴシック」だと思いますが、この「明朝体」「ゴシック体」という書体が日本語フォントの代表格であり、最も違いがある書体なのです。

そして、デザインする上で使い分けしやすい書体でもあります。

左は海老名「海」“明朝体”で書いたもの。
右が厚木の「厚」“ゴシック体”で書いたものです。

この“明朝体”“ゴシック体”の大きな違いは字体の太さや細さ止めハネといった特徴が大きく違います。

これらを欧文書体で表すと「セリフ書体」「サンセリフ書体」という2つの書体に分類されるのですが。。。

聞きなれない言葉ですね。セリフとサンセリフ…..う〜〜〜ん。

セリフ書体とサンセリフ書体って?

少しわかりやすく説明します。

一般的にはセリフ書体とサンセリフ書体は欧文フォントの書体で使われる言葉なのですが、

日本語フォントにもあてはめることができます。

上の画像のように、明朝体「セリフ書体」に、ゴシック体「サンセリフ書体」にあてはまります。

どのような特徴があるかというと、、、
ピンクの丸印をご覧ください。

ポコっとした飾り(うろことも呼びます)があるものを「セリフ書体」
その飾りがないものを「サンセリフ書体」と呼びます。
フランス語でサンセリフをSans-serifと書くのですが、<Sans(サン)=〜ない>という意味だそうですよ。

他の特徴としては
「セリフ体(明朝体)」=縦や横の線が太さ細さの違い、線幅に違いがある。強弱がある。
「サンセリフ体(ゴシック体)」=縦や横の線、太さはほぼ均一である。

と、こんな感じです。

明朝体とゴシック体の印象

さて、明朝体とゴシック体の特徴がわかったところで、明朝体とゴシック体の印象<イメージ>とはどのような印象なのでしょう?
下記に自分なりにまとめてみました。

明朝体の印象

  • 洗練
  • 賢さ
  • 上品
  • 高級感

ゴシック体の印象

  • 親近感
  • 力強さ
  • 安定
  • カジュアル

明朝体とゴシック体は結構真逆な印象を持っていることに気がつきます。

では、もう少し具体的に見ていきましょう!

例えば、長文を明朝体とゴシック体のフォントを使って下のように表してみます。

この二つを見比べて、どちらが読みやすいですか?
また、どちらが上品で洗練されたように見えますか?

一般的に資料」や「長文」で読んでもらいたい制作物に関しては上の「明朝体」が適していると言われています。

下のゴシック体で文章を読むと圧迫感があり、可読性が強いので、長く読むには疲れてしまう印象があります。

「長文には絶対にゴシック体を使ってはいけない!」というわけではないのですが、特に紙ベースの資料などに関してはストレスなく長文を読んでもらうには「明朝体」を選ぶとベターです。

では、下のゴシック体はどのような制作物に向いているのでしょうか?
このサイトの宣伝画像を明朝体とゴシック体で作ってみました。

明朝体

ゴシック体

どちらの方が目を引き、クリックしてみようかなと思いましたか?

ゴシック体は可読性があるだけでなく、力強さと親しみやすさがあるので、
「タイトル」や「見出し」などに適しているフォントといえます。

プレゼンテーションで使用する画面上で見るpowerpointやWEBなどで使用するのもおすすめです。
可読性があるので、パッと目を引きやすく、見えやすい印象を与えますよ。

さいごに

明朝体とゴシック体の特徴ってこんなにも違いがあります。
フォントのことを深堀りしていくと、印象や向き不向きが現れてくるので、調べてみると面白い発見がありますよ♪

今回、長文には明朝体を。見出しにはゴシック体がオススメですとお話ししましたが、
必ずしもそうでなければならないというわけではありません。

作成するものに対して、見てもらいたい相手どんな目的で使用するのかどんな印象を与えたいかによって選ぶフォントも変わっていきます。

制作物を作る時に明朝体ゴシック体の使い分けにまずは挑戦してみてくださいね!

 

次回のフォント篇は
文字(フォント)の太さ、細さについて、お話しします!
フォントの太さ、細さだけでもデザインや内容の伝わり方がガラッと変わりますよ♪

お楽しみに〜!

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つっちー

神奈川県在住。普段はデザインやイラストのお仕事をしています。 ライフスタイルはシンプルに楽しく! 旅・お酒・食・アウトドアが好きで好奇心旺盛。
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