こんにちは、ゆうたです。
冬真っ只中、冷えますね。
こんな日は湯に浸かって温まりたいものです。
最近あちこちに増えている最新設備が揃ったスーパー銭湯も手軽でいいですが、昔ながらの温泉旅館も落ち着きと温かみがありいいですよ。
厚木の七沢は温泉の地として知られており、多数の温泉がありますが、今回は明治創業の老舗旅館元湯玉川館をご紹介いたします。

長い歴史を誇る老舗宿

元湯玉川館が誕生したのは明治３５年と、長い歴史を誇ります。
創業者はもともと座間に住んでいましたが、体が弱かった息子をなんとかするために、くすり湯として知られていた七沢の地に移り住んだそうです。
この創業者が住まれていたのは座間の座間神社の鳥居脇だそうで、実は私が今住んでいるのもまさにこの近くなんですよね。
なんだかご縁を感じました！！
外観は風格ある佇まいで入店前からワクワクさせてくれます。

入り口を入ると立派なラウンジがあります。
壁には漫画家の田河水泡さんの有名な作品「のらくろ」が飾られています。
田河さんが宿泊された際にお描きになったものだそうです。
ロケ地でも利用されることがあるそうで、この雰囲気なら納得です！

「くすり湯」として効果がある温泉

「温泉は健康にいい！」、そんなイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、ここも例外ではありません。
胃腸病・神経痛・関節痛などの病に効くとされ、ストレス解消や美容効果にも注目されています。
肌触りがよく、体の芯まで温まり湯冷めしないと定評があります。
浴槽、床、壁は木製で温もりを感じることができ、窓の外のさりげない自然にも癒されます。

あっさり食べやすい名物「猪鍋」

　
食事は宿泊客はもちろん、日帰りの方も利用できます。
料理は季節を感じることができるものばかりですが、ここの名物として知られているのが猪鍋です。
食べたことがない方も多いかと思いますが意外にさっぱりしており、煮込んでも硬くならず食べやすいです。
低脂肪・高タンパクで食としての価値も高いです！

若主人の山本さん

今回お話を伺ったのは元湯玉川館の若主人、山本さん。
温厚な人柄で、お客さんを出迎えてくれます。
「お客さんに気軽に骨休めに利用していただきたい。特に今後、若い方にもっと来て欲しい。」と話す山本さん。
丹沢山地の麓という立地上、登山後に体を休めに訪れるのもいいのではないでしょうか！？
七沢一帯は森林セラピーの場として認定されており、癒し要素が存分に詰まっています。
市街から少し車を走らせれば訪れることができる温泉旅館。
リピーターも多いそうで、一度訪れればあなたもこの旅館の虜になるはず！？
日帰りでも利用できるので、お気軽に訪れてみてください♪