こんにちは、Racoです。
先日、海老名文化会館で行われているえびかんキッズクラブのアートプログラム、
《チェロとレオ・レオニのモザイクアート》の回に7歳の娘と参加してきました。
会場につくと渡される、500色のクレヨンの色のリスト。
1つ1つの色に名前がついています。おもしろい!
500色のクレヨンを目の前に、子供達の目はみんなキラキラ。
色別の番号を見ながら、リストに対応する色を塗っていました。
リストの他にも何枚か渡された気になる紙。何が始まるんでしょう?
まず名札にニックネームを書きます。大人はちょっと照れちゃいますね。
イベント中はお互いをニックネームで呼び合いますよ。
さぁプログラムスタートです。
大人は大人、こどもはこどもでそれぞれグループに別れました。
モザイクアートってなぁに?
モザイクアートとは、小さなかけらを組み合わせたアートのこと。
紀元前4000年前にはもう誕生していたと言われています。
建物の外壁や歩道、家の中でもお風呂やキッチン、トイレなど、
タイルを使ったモザイク表現は今も私たちの身近なところにありますよね。
紀元前2500年前の作品もスライドに写してみんなで見ました。
ラピスラズリという宝石が使われたりしていてとってもきれいです。
ウォーミングアップ!登場したのはその名も若冲シート
まずはウォーミングアップ!アートもスポーツと一緒で、準備運動が必要なのです。
江戸中期の画家、伊藤若冲にちなんだその名もすばり若冲シート。
1マスごと1色ずつ塗っていき、テーマを表現していきます。
テーマは昨日食べたものの中でおいしかったもの。
普段、何かを描いて伝える時って色と形の2つの要素で何を描いたか表現しているけど、
色とその面積だけで表すことがこんなに難しいなんて。
500色も色があるのに、これだ!と思う色を選んでもなかなか伝わりません。
完成したシートを向かいあった人と交換して、それぞれ何が表現されているかを想像して説明します。
お隣のペアは、なんだか雰囲気がそっくりのシートになっていました。
なんと!偶然同じ料理だったそうです。
だからお互いこれだ!とすぐわかったそうなのですが、みなさんはわかりますか?
隣にいたわたしたちにはすぐには何の料理かわからず、聞いてみて納得!でした。
クリームシチューだそうです。おもしろいですね。
ちなみに右上に写っている茶色いシートが、わたしの昨日のランチのレンズ豆のカレーとチーズナンです。
難易度高いものを選んでしまった・・・昨晩のおかずが豚肉とごぼうの炒め物だった娘も苦戦していました。ちょっと申し訳ない・・・
絵本の読み聞かせ『ペツェッティーノ』
さて、ウォーミングアップを終えたところで、有馬図書館のおにいさんの絵本の読み聞かせが始まりました。
レオ・レオニ作『ペツェッティーノ』
貧相で哀れなペツェッティーノ。仲間は誰も大きくて素晴らしい。
「僕は、きっと誰かの部品に違いない」ある日、誰の部品かそれを見付けに行こうと決心します。
訳は谷川俊太郎さん。ちょっと哲学的な絵本です。
さて、僕の 私の部分品はなんだろう?
好きなものとか大切なもの、自分を構成する要素から連想して、3つ色を選んで塗ってグループ内で見せ合います。
大人のテーブルからは、わたしビール色だわ!わたしも!なんて声が出ていました。
はい、わたしもビール色入ってました。笑
でもスポーツだったり家族だったり、ひとりとして同じ色の組み合わせの人はいません。
次に、自分を一つの色に置き換えてみます。これはちょっと難しくて迷ってしまいました。
未来のロボット
さて、次は自分の部分品というテーマから離れて、
未来のロボットにあったらいいなという機能を3つ考え、それぞれ色で表現していきます。
ここまでくるとみなさん、色を選ぶのも早くなってきますね。
さて、ここからいよいよグループごとにみんなのかけらを合わせて1つのモザイクアートを作ります。
話し合いながら形作り、紙に貼っていきます。
わたしたちのグループは、でてきた機能をざっくりと分類分けしてそれぞれをパーツにして形にしていきました。
さっき作った自分色も組み込みます。自分が巨大ロボットに乗り込むならここだ!という位置に各自入れ込むことにしました。
ロボットに名前をつけて完成!
わたしたちのグループのロボットはその名も『NANDEMON』。何でもできる夢のロボットです。
こどもたちのグループにもカラフルなロボットが完成していました。グループごとに前に出て発表。
ラストは世界的チェリストの生演奏
ラストは世界的なチェリスト、ミハル・カニュカ氏のロビーコンサート。
こんなに近くでチェロの演奏を聴くことのできる機会ってなかなかありません。
時に激しく時に陽気に、観客を包む空気を震わせながら奏でられる音。
こどもたちも曲調に合わせてどんどん表情を変えていくチェロの音色に聴きいっていました。
500色のクレヨンを使ったプログラムは7月27日にも
娘にとって500色もあるクレヨンのインパクトはすごかったようです。家に帰ってからも話していました。
ちなみに我が家にはフェリシモの同シリーズの500色のいろえんぴつがあるのですが、
なんだかもったいなくてほとんど使わずに飾っているだけになっていました。
でも今回のきらきらした顔をみて、親子でじゃんじゃん使っていこうと決意しましたよ。
今回のプログラムの好評を受けて、7月27日(木)にも500色のクレヨンを使った企画が開催されることになりました!
《えびかんkids club みんなの水族館をつくろう!》
参加無料 申し込み不要 出入り自由のイベントなのでぜひ。
500色の色えんぴつもアンコール販売されていました。
felissimo 500色の色えんぴつ
色えんぴつは毎月ランダムに1セットずつ届く定期購入ですが、
今回の500色のクレヨンは色の系統ごとに1セットずつ購入できるようです。
felissimo 500色のクレヨン
濃い2時間でした
2時間ほどのプログラムでしたが、今まで思いつきもしなかった表現方法に取り組んだり、
その日初めて顔を合わせた仲間で話し合ったり発表したり、生演奏を聴いたり、もりだくさんの体験でした!
えびかんkids clubには、他にもたくさんの多彩なプログラムが予定されていますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。
えびかんkidsclub
海老名市文化会館Webサイト
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