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消防団での経験が将来の夢に繋がっていく

【特集:わたしたちの未来はここからだ!】

2021/02/05by Kanahoshi編集部

2021年2月公開の記事です。
海老名市消防団員 宗山菜々美さん(20)【海老名市在住】
県央地域初の女子高生消防団として18歳で海老名市消防団に入団し、現在は専門学校に通う2年生。
「人と関わっていきたい」と話す彼女は、小学生で海老名市少年消防クラブに入会後、現在も消防団に所属しながら救急救命士を目指しています。

フリーペーパーvol.9の特集 わたしたちの未来はここからだ!では、「軸」「芯」を持って活躍する女性にスポットをあて「未来のあなたのヒントになる」そんなお話を伺いました。

小学6年生から少年消防クラブへ

母に勧められて小学6年生の時に少年消防クラブに入ったんです。
中学3生まで活動した後、高校3年生までは指導員として参加していました。
今でも毎年の宿泊研修には手伝いに行ったりしています。

始めた頃は「消防士には絶対なりたくない!」と思っていました(笑)
少年消防クラブ自体は辛いこともなくて「楽しいな」って思っていたんですけど、消防士になったら絶対厳しいし、女の子もいないし、将来なりたいとは思えなくて…。

うちは両親ともに美容師なので私も将来は美容師になりたかったんです。
でも、母から『大変だからやめなよ~』って言われて。

その後 いろいろやってみたい職業はあったんですけど、絶対に”人”に携わりたくて。
「人を助けたいな」って思うようになったときに、少年消防クラブ時代に見た女性救命士さんのことを思い出して「救命士だ!」って思ったんです。
女性でも男の人たちの中で負けてない姿が、めっちゃかっこよくて、めっちゃいいなと思って。

待っていてくれる人たちの期待に応えたい

今、救命士になるための専門学校に通っているんですけど、毎月テストもあるし、大変だなと思うことは普通にあります。

でも「ここまできたらやるしかない!」っていう気持ちが大きいかな。
将来は地元の消防本部が第一志望なんですけど、小さい頃から私を知ってくれている消防士の方達が 本署で待っていてくれると思うと、やっぱり頑張れますね。

コロナ渦での今


去年は学校が始まってすぐに緊急事態宣言が発出されたのもあって、4月とかは学校はずっとZOOMで…
実習も全部ZOOMでやっていたので、そこは結構キツかったです。

宗山さんの学校での必須アイテム・腕時計


コロナの感染が拡大してきて、改めて自分がコロナに罹らないように注意しなきゃなと思うようになりました。
将来医療従事者として人を助ける立場の人になりたいと思っているので、本当に気をつけなきゃと思ってます。

どんな人にも寄り添える救命士に


子供からお年寄りまでどんな年代の方も安心させてあげられるような救命士になりたいんです。
やっぱり人と関わりたいという気持ちが強いので、いろんな人に寄り添っていきたい。

海老名市は消防隊を経験してから救急隊になると聞いたので、今も続けている消防団の経験が消防隊でも役に立つかなと思っています。

がんばった自分へのご褒美

ご褒美は、いっぱい寝ること! 1日中寝ていられます!
テスト前とか結構睡眠時間が削られて、普段もバイトを夜までしてるので…
寝られるときは寝て、夕方起きて「やべっ!勉強しなきゃ!」みたいな(笑)

あと、携帯ないと生きていけないです、私。
SNSとかもめっちゃ見ちゃいますね。
基本、寝てるか携帯ゲームしてるかです(笑)

INFO

海老名市消防団

海老名市消防団は全15分団あり、団員はそれぞれ自身の仕事をしながら、地域防災や住民の安全と安心を守っています。

URL:https://www.city.ebina.kanagawa.jp/guide/kyukyu/1007244/shobodan/index.html

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