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【CAMP×DIY Vol.5】これからの暮らし方 住まい篇

今月のTINYは「何もしないことの難しさ」をお届け。

2020/03/03by TINY CAMP VILLAGE 中村達哉

2020年3月公開の記事です。
この連載では、厚木市七沢にあるキャンプ場「TINY CAMP VILLAGE」のオーナーとして僭越ながら皆様にキャンプやご自宅でできるDIY情報などをお届けできたらと思っております。
今回は久しぶりの執筆でボリュームが多くなり、DIYは次回ご紹介します。

noma読者の皆さん、お久しぶりです。
厚木市にある1日5組限定の小さなキャンプ場「TINY CAMP VILLAGE」の中村です。
連載を少しの間お休みさせていただいていましたがこの度、再びやらせていただけることに喜びを感じています。
私の記事を通して、キャンプを身近なものに感じて頂けたりDIYのちょっとしたヒントになれたらと思っています。

今回のラインナップはコチラ。

これからの暮らし方を考える
今月のTINY

これからの暮らし方を考える

ここ数年、キャンプに再びスポットライトが当たっているのは人々の暮らしの変化・価値観の変化もその一因であると思います。
その背景には、働き暮らす私たちと自然環境にとって無理のない持続可能な新しい生き方が模索されています。
レジ袋1つとっても、ライフスタイルの転換期にさしかかっているのです。
近年ではノマド・ミニマム・オフグリッド、そう言った単語を耳にする機会も増えました。
時代や仕事、ライフスタイルの変化に合わせて暮らし方も相応しい形に変わっていきます。
今回は、住まいにスポットライトを当ててご紹介したいと思います。
選択肢の1つとして目を通していただけると幸いです。

トレーラーハウス

牽引式のトレーラー。
こちら、移動が可能。
タイニーでは宿泊可能ですので、暮らし体験もできますよ。
TINY CAMP VILLAGE

タイニーハウス

その名の通り小さな家。
移動式と固定式とがある。
物が少なくコンパクトなミニマリスト向け。
狭いところって不思議と落ち着きますよね。
無印良品からはこんなタイニーハウスも販売されています。
無印の小屋

モバイルハウス

軽トラなどの車両の荷台部分に小屋を乗せたもの。
車検の際は小屋を外すだけで良い。
キャンピングカーに比べて低コストで作成可能。
中の狭さも屋根裏部屋みたいでワクワクします。

コンテナハウス

荷物の運搬用のコンテナを改造したもの。
改造次第ではめちゃくちゃお洒落な家ができそうです。

バンライフ

車内をキャンピングカー仕様に改造したもの。住まいごと移動が可能な為、旅をしながら生活することが可能。
ノマドワーカーには最適。

ドームハウス

こちらは発砲スチロールでできた家。
ちゃんと建築基準法もクリアしているそうです。
恐るべし。

アースバックハウス

まず、何と言っても可愛らしい見た目。
1000年以上前から中東で生まれたと言われる建築方法で、こちらは土のうを積んで作った家。
基本的に素材は土なので低コストで作れるみたいです。

ウィッケルハウス

なんとこちらの家の素材、すべてダンボールで出来ています。
水にも強い特殊な加工をしたダンボールで、幾重にもダンバールが重なっている為強度もしっかりしている。
環境負荷の少ない素材でできたエコな家。

アースシップ

最後にご紹介するのは自給自足できる家。アメリカ人建築家のマイケルレイノルズ氏が発明したもの。
ゴミや廃材などで建て、自動的に発電・集水貯水・下水処理・食料生産までしてくれる建物です。
なんと言っても、環境に負荷を与えずに今まで同様に快適に暮らすことができる考え尽くされた機能性が魅力です。

まとめ

全部で9種類もの住まいをご紹介させていただきましたが、気になるものはありましたでしょうか?
それぞれの暮らしに短所があるのも事実です。
いちばん大切なのは、自分に合ったライフスタイルを送るということ。
その為には、まず自分にとって大切にしたいこと・譲れないことを考えることから始めてみるのも良いかもしれません。

今月のTINY「何もしないことの難しさ」


常連のSさんカップルは毎月のように、いや2週間に1度のペースでタイニーに来てくださいます。
最近では「ここはプチ別荘だから」と言い、日頃の仕事の疲れを癒しに”もう一つの家”という感覚を持っていただけていてとても嬉しいです。
そんなSさんカップルは、毎回「何もしない」をテーマにキャンプをしています。
と言っても、「何もしない」というのは簡単そうで難しいテーマだったりします。
無意識に携帯を触ってしまったり、仕事について考えてしまったり、あるいは料理に追われてしまって、結局忙しかったり何かしてしまうもの。

いつも何かに追われている現代人にとって「”無”になって何もせず、ただボーっとする」というのはとても難しい修行のようなものなのかもしれません。
でもキャンプをしていると1日のうちに少しの間、そんな時間があります。
焚き火の火を眺めている瞬間だったり、寝る前の星空だったり、朝靄の中のコーヒーだったり。
Sさんカップルが「何もしない」を目指すのは、その瞬間がもしかしたら「最高の癒し」だからなのかもしれません。

 

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TINY CAMP VILLAGE連載 | noma
 

 

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