こんにちは。蔦屋書店 海老名市立中央図書館です。
今回、蔦屋書店 海老名市立中央図書館スタッフ櫻井香織から紹介させていただくのは、心の奥底に呼びかけてくる「好男子」な本です。

心の奥底に呼びかけてくる「好男子」な本

「書を捨てよ、町へ出よう」
出版社：角川書店
著者：寺山修司

『書を捨てよ、町へ出よう 』という、読み継がれている本があります。
劇作家・寺山修司による評論集で、収録されているのは「不良のなり方」「家出する方法」そして「安寧の日々から飛び出せ」という強烈な言葉の数々です。
気が強そうで、怖い本だと感じるかもしれませんが、そうではありません。
むしろ毎日を真面目に、一生懸命にしっかり生きようとしている（生きなければならない）今の世代の方々にこそ、このたくさんの叫びが力になる気がしています。

2019年もあともう少しで終わり。
2020年に向け、この「好男子」に背中を押してもらい、思いもよらぬ自分に会いに出掛けてみませんか？

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