酒粕レアチーズケーキとさくらビール～タダシヤナギ×泉橋酒造×サンクトガーレン～

クラフトビール女子のおいしい酔い方#007

2020/03/10by サンクトガーレン

2020年3月公開の記事です。お店の最新情報をご確認の上おでかけください。

厚木に工場を構える元祖地ビールサンクトガーレンの広報中川さんによるクラフトビールに合う厚木・海老名市内で見つけたおつまみ連載！
今回は、マルイファミリー海老名にある「パティスリータダシヤナギ」で見つけた海老名の酒蔵泉橋酒造の酒粕を使ったチーズケーキ。
このチーズケーキに合うクラフトビールも紹介してます。

こんにちは。
サンクトガーレンの中川です。
早咲きの桜が満開を迎え、春の訪れが近いことを感じさせます。

さて今回ご紹介するおつまみは、マルイファミリー海老名店のお酒売場へのビール配達時に偶然見つけたおつまみです。

もう一口食べたいと思うケーキが揃う【パティスリータダシヤナギ】でおつまみ探し。

夕方のお時間伺いました。
お酒売場のすぐ隣にある「パティスリータダシヤナギ」は、日本の洋菓子界の第一人者、柳正司シェフのお店です。
「PATISSERIE FRANCAISE Tadashi YANAGI」〜もう一口食べたくなるケーキ〜｜noma
お菓子のワールドカップ“クープ・ド・モンド”2007年の同大会で、チーム団長として日本を優勝に導いた実力派シェフ。
人気のケーキは早い時間にお買い求めがおすすめ！
お店はマルイファミリー海老名と、目黒の八雲にしかありません。
柳さんは海老名店にいらっしゃることが多く、運が良ければお会いすることが出来ます。
左：柳正司シェフ、右：サンクトガーレン社長の岩本

パティスリータダシヤナギで見つけたココでしか買えない【おつまみ】

ご紹介するのはこちら、泉橋酒造の酒粕を使ったチーズケーキ。
泉橋酒造の純米大吟醸の酒粕を使った「甘酒レアチーズ」。
酒粕を裏ごししてから、フランス産キリクリームチーズと合わせたレアチーズケーキです。
真っ白なケーキからははっきりと甘酒の香りを感じることができます。
酒粕の香りとコク、クリームチーズの酸味が大人の味わいです。
特に真ん中の層が酒粕の味わいが濃く、個人的にはこの部分だけのケーキがあっても良いな♪と思ったほど。
甘過ぎない味わいのためか、柳シェフ曰く男性に人気があるケーキだそうです。

パティスリータダシヤナギが作る泉橋酒造の酒粕を使ったチーズケーキとクラフトビール【さくら】

あわせて欲しいのは同じく泉橋酒造の酒米を使用したビール「さくら」。こちらは“天下第一の桜”と称される長野県高遠の桜を使用した桜餅のような香ると味わいの春限定ビールです。
副原料に楽風舞(らくふうまい)という酒米を使用しています。
さくらのビールは2013年から発売していますが、酒米を使用するようになったのは昨年(2019年)から。
お米特有のふくよかな甘さをビールに追加することで、桜餅感を強めることを狙ったものです。
こちらの対談がきっかけで出来たご縁でした。
海老名と厚木の“間” 対談【泉橋酒造 6代目橋場友一社長×サンクトガーレン岩本伸久社長】｜noma
初めて酒米を使用した時は、麦芽と同じ感覚でザバーッと釜にお米を投入。
釜の底にお餅が出来て詰まってしまい、麦汁が流れなくなって大変なことになりました。
試行錯誤した結果、今では別の大鍋で麦汁とお米を2時間ひたすら混ぜながら煮て、それを釜に投入する方法をとっています。
これが酒米と麦汁を合わせて煮込んだもの。
お米の粒が少し見えるのが分かりますか？
道明寺桜餅の皮の部分のような甘さと、甘酒のような風味もあります。
それを使ったビールなので、酒粕風味のケーキとも相性が良いのです。
どちらもこの時期だけの限定品ですので、ぜひ。