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【弥生神社 連載コラム Vol.1】「お守り」ってなんだろう ~ワークショップ「お守り袋作り」~

2018/04/05
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歴史


noma読者の皆様。
はじめまして。
弥生神社 権禰宜(ごんねぎ)でございます。
長い冬もいつのまにか過ぎて、参道の桜の花も散り葉桜の新緑が眩しくて、境内で空を見あげると、ケヤキの木が暖かい風に優しく揺れています。
花壇には芝桜や沈丁花、ヤシオツツジ、水仙などの花々が咲いて、春の陽気と芳香に満ちています。


弥生神社では、まだ寒さも厳しい立春の頃、2月3日と4日にワークショップ「立春のお守り袋作り」を開催しました。
このワークショップは毎年開催していて、たくさんの方が参加して“私だけの”お守り袋を作ります。

お守りとは…?

そもそも「お守り」とは何なのでしょう?
神社に参拝すると、お札所に様々なお守りが並んでいるのを目にすることでしょう。
「交通安全」「厄除け」「安産」など様々な御祈願の文字がお守り袋には織り込まれています。
お正月など神社に参拝した際には、ご自分の願いに合わせてお守りを受けるかと思います。
そんな身近で親しみあるお守りも、よく知る機会はなかなかないかもしれません。

「お守り」はどのように作るのでしょう。
袋の中には何が入ってるのでしょう。
お守りの意味や歴史を知り、実際にお守り袋を作って楽しんでいただこうというのがこのワークショップです。
そしてもうひとつのテーマは、「祈りと香りを包んで結ぶ」。
“私”の祈りや願いを込める時間を大切にしています。
御神前にお参りをして、丁寧に時間をかけて“私”の手でお守り袋を作ることで、ゆっくりと「お守り」に気持ちを込めることができると思います。
ワークショップではまず、弥生神社の拝殿(はいでん)で神事に参列します。
お守り袋の中に入れる小さな木札、「神璽(しんじ)」を御神前でお祓(はら)いし、「御霊遷し(みたまうつし)」の神事を行います。

これは、神様の御分霊(ごぶんれい)を神璽に「遷す(うつす)」神事です。
こうしてお守りは神様の御分霊が宿ったものとなり、神様の御加護がありますようにと御祈願されるのです。
ふつう神社でお分けするお守りも、こうした神事を通してお札所に並びます。

ワークショップでは、神事に参列している間、心静かに神様とのつながりを感じていただきます。
そして、清々しい気持ちになったところでワークショップの会場へ。
まずは「お守り」とは何だろう?
ということで、お守りの意味や歴史について少しお話をします。
(ここでは、歴史のお話はのちほど別の機会にいたしましょう。)
そして、いよいよお守り袋作りです。
まずは、たくさんの種類の布地から、袋に使うものを選ぶことからスタートです。

布地は絹や綿をはじめ素材も柄もさまざまで、小さく切ったものが数十種類並んでいます。
悩みながらもどの布を選ぶかは、この日のご縁。
楽しいひとときです。
なかには数種類選んで、パッチワークのように縫い合わせる方もいます。
デザインは自由なのです。
小学生や中学生もお守り袋作りに挑戦します。
縫いものは小学生以来だという男性も。
糸と針で波縫いができれば大丈夫です。
大人では思いつかないような子供さんのアイデアにはいつも皆で驚かされます。
袋に通す紐の色も布地に合わせて選びます。


なかなか難しいのですが、「お守り結び」である「二重叶結び」に挑戦する方もいます。
最後に、縫いあがった袋にきりで穴を開け、結んだ紐を通します。
できあがった御守り袋には、ご自由に「香り」も入れます。
クスノキの木片に天然オイルをたらして紙に包んだもので、お好みの香りを選びます。

スパンコールを縫い付けたり、木のビーズや鈴をつけたりと、仕上げの飾り付けもご自由です。

そんなふうにして、参加者の皆さまそれぞれのアイデアにあふれ、個性豊かなお守りが次々に完成します。
できあがったお守りは、ご自身で大切にお持ちいいだきます。

大切な方への贈り物にする方も。

お守り袋作りのワークショップは、来月5月にも開催予定です。
弥生神社では季節ごとに様々な行事を企画しています。
行事のご案内は、境内の掲示板、FacebookやTwitter、instagram でお伝えしています。
何よりお越しいただいた皆さまが、ゆったりとした時間を過ごせますよういつも心がけ願っております。
お気軽にお越ください。

「弥生神社 例大祭」
4月7日前夜祭・8日例祭がございます。
前夜祭から神楽殿にて演芸舞台が行われ、参道に出店が並びます。
神輿渡御は8日には行われます。ぜひご参拝ください。

 

 

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