「好きを伸ばして自分で自分の未来を切り拓いていって欲しい。」
そんな想いが込められている、アフタースクール&科学教室「コサイエ」へ行ってきました。

コサイエってどんなところ？

海老名駅徒歩5分 RICOH Future Houseの3Fにある「コサイエ」。
平日は、アフタースクールとして。
休日は、科学教室として「子どもたちの好きを伸ばす」学びや発見などを提供している施設です。

コサイエの魅力「笑顔」がたくさん

見てください。
こちらまでつられて笑顔になってしまう楽しそうな笑顔。
とっても仲良しなので同い年なのかな？と思ったら、学年も学校も別々なんです。
コサイエに集まれば、同じ趣味や感覚を持った子同士で仲良くなることが多いそうです。

そして、こちらがスタッフの皆さん。
見てください。
子どもたちに負けないくらいの笑顔。
平均年齢23・24歳ほどで、子どもとも距離が近いんです。
子どもたちと一緒に学ぶ存在を大切にしています。
子どもたちも◯◯先生ではなく、◯◯さんと呼んでいるのも素敵だなって思いました。

家と学校、もう一つの居場所「アフタースクール」

大きい窓が開放的で、木のあたたかい雰囲気も魅力的な教室内。
この他にも、実験室や工房などの教室もあります。
とても印象的だったのは、沢山の本があること。

ただ放課後の時間を過ごすだけでなく充実した時間にしてほしいという思いから、様々な「プログラム」をスタッフさんが考え提供しています。
実際に、子どもたちも一緒に考え行動していくことによって子どもたちの社会性やコミュニケーション能力が身についてきます。

好きを見つけて深める「科学教室」

休日に行われている「科学教室」は小学1年生〜中学生が対象になります。
好きを見つけるコースでは、子どもたち自身の「楽しい」「好き」の可能性を発見・広げることができます。


もちろんプログラミングコースやロボットコースなど、すでに興味関心があるものを深めていくこともできます。

子どもとスタッフと親がつながる工夫

実際に通われている会員の親御さんにお話を伺わせていただきました。
【Sさん親子】
(二卵性の双子さんで、とっても元気なご兄弟でした。)

—コサイエのどんな所に惹かれて会員になったんですか？

安全面や通いやすさなど色々あるんですが…。
コサイエは、預かっていただくだけではなくプログラムがとにかく充実している所ですね。
スタッフの方が、とても工夫してプログラムを考えてくれている所にも惹かれました。

—コサイエに入って子どもたちの成長を感じられる瞬間はありましたか？

自分の気持ちを順序立てて説明できるようになってきたところです。
ただ、イヤだではなく理由をちゃんと言えるようになりました。
また、地元の方と接するプログラムがあるんですけど。
初対面の大人の方とも、ちゃんとした話し方ができるようになってきたと思います。
本もいっぱいあるので、本を読む習慣が身についてきたと思います。
コサイエのスタッフさんに、子どもだからって子ども用の本ばかりじゃなく、大人用の本も子どもは読めば理解できるようになるんだと聞いて。実際コサイエには、大人が読んでも魅力的な本が沢山あります。
今まで手に取らなかった本も子どもたちが手に取るようになった気がします。

—コサイエの会員にこれからなろうとしている方へメッセージはありますか？

子どもって気分屋なので、今日はちょっとプログラム参加したくないなって時も広いスペースがあるから別のことをやっていてもいいし、スタッフさんも沢山いるので子どもが無理なくやっていける環境かなって思います。
あとは、スタッフの方がとても気さくで。
その日にあったことも雑談を混ぜながら話したり、子どもとスタッフの方と親の間で共有できるノートもとても工夫されています。
心配事があると、相談に乗ってくれますし安心して預けられますよ。

充実した時間を過ごしてもらいたい

「子どもたちの興味関心を伸ばしていきたい」マネージャーの金子さん

コサイエってプログラミングやロボットなど科学教室が多いので、理科系と思われることが多いですがそんなことないんですよね。
どうしても、まだまだプログラミングやロボットなどは男の子のイメージが強いですが、文系の子達や女の子も楽しめます。
好きを見つけるコースは色々と授業を受けられるので、自分の好きを見つけてそれぞれのコースにいくこともできます。
親御さんが「自分の子どもには興味ないかなと」思っても、実際に受けてみるとプログラミングが好きになったりすることもあるんですよ。

文系理系も作らなくていいのになってよく考えます。
今から可能性を狭めなくていいなって思うんですよね。
自分の興味関心・好きだなってことを通して、社会に必要なスキルを身に付けてほしいなって思ってまいす。
科学教室は、親御さんにも楽しんでもらえるような授業なので気になった方は一度見学にいらっしゃってほしいです。
コサイエでは、ジモティーチャーや専門家さんなど子どもたちの好きを伸ばしたい大人が集まってコサイエを一緒に作っていくのも魅力の一つですね。

「社会性やコミュニケーション能力を身に付けたいならコサイエ」スタッフの山崎さん

コサイエは、11校の学校から子どもたちが集まるので人見知りの子はなかなか話せなくて固まっちゃうんです。
でも色々なプログラムや、子どもたちが円になって「コサイエがどうやったらより楽しい場所になるか」を話し合う「子ども会議」を通してほかの学校の子ともコミュニケーションを取れる様になります。
最初は全然話せなかった子が子ども会議で自分の意見を堂々と伝えたりイベント時にはリーダーシップを取ってくれたり、学校や家庭とは違う姿がコサイエで見ることができます。

コサイエをつくる時、大人が行きたいと思える場所にもしたいってスタッフで話していたんです。
実際にイベント時には保護者の方にサポートして貰う機会があるんですが、すごく人気なんですよ。
親御さんとスタッフで一緒に子どもたちを育てていく感覚を大切にしています。
そして、ちょっと無謀かもしれないけど大人が決めたことではなく子どもたちにどんどんチャレンジをしてもらって可能性を伸ばして行きたいですね。

最後に

コサイエは、「心」が育つ場所だなと思いました。
コサイエが提供するプログラムや環境を通して、子どもたちが成長の糧になる力を育んでいく場になると感じています。