お嬢様、お茶の時間でございます。
春も近づき花粉も飛び始めています。花粉症には「べにふうき」という品種から作ったお茶がいいとされています。最近様々なところで購入できるようになりましたので、花粉症でお悩みの方はぜひ飲んでみてください。
さて今回も、Tea craft worksの清田があなた様の執事となりまして、お茶についての様々な知識をお教えしましょう。
今日は家庭のフライパンを使って焙じ茶を作りましょう。飲みきれずに古くなってしまった茶葉もおいしくいただけるようになりますよ。
フライパンでできる焙じ茶の作り方
【材料】(1人分)
- 緑茶 4〜5g程度
step 1. フライパンを加熱する。
緑茶は160℃〜180℃で焙煎香(ばいせんこう)という香ばしい香りが出てきます。
製造の時は200℃程度に設定した機械で焙煎を行いますので、フライパンも200℃まで加熱をしてお茶を焙じます。
200℃の目安は水を一滴落としたときに大きな泡を立てながら蒸発する状態です。
step 2. 色が少し黄色味を帯びるようになるまで焙じる。
時間は約10〜20秒。
色が変わりすぎると苦みがでるので注意。
step 3. 茶葉を急須に移して淹れる。
90℃程度のお湯で30秒。時間を長くすると渋味が出るので、短めに。
緑茶を焙じることで、お茶の色(水色:すいしょく)も茶色になります。
また味が薄くなり、渋味、苦みが出やすくなりますので、焙じ茶は香りを重視するお茶と言えます。
香りを立たせたい場合は温度が高いお湯でさっと淹れるのが上手に淹れる方法です。
お茶は何度のお湯で淹れるのがいいの?
一般的には温度が高いお湯ほど香りを立たせやすく、低いお湯ほど旨味や味が濃くなりやすいと言われています。
それを踏まえると、紅茶は100℃、焙じ茶やウーロン茶は90℃、緑茶は70℃で淹れるのが一般的です。
温度を調節するときは、お湯を湯呑みなどに注いでください。一回注ぎ移すと約10℃下がります。
お嬢様も大好きなほうじ茶がご自身で作れるのは、素敵なことだと思いませんか。
焙じる温度や時間によって味わいも少しづつ変わりますので、いろいろとお試しいただき、自分好みの焙じ茶を探してみてください。
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