noma読者の皆様
サワディークラッ(こんにちは)
TINY CAMP VILLAGEの中村達哉と申します。
写真の通り日本人離れしたルックスをしていますが
安心してください。日本語はちゃんと話せますよ。
学生時代に東南アジアへのバックパック旅にハマっていたら
いつの間にか、現地人と間違えられるようになっていました。
さて、いきなり脱線しましたが
この連載では、キャンプ場のオーナーとして
僭越ながら皆様にキャンプやご自宅でできるDIY情報など
をお届けできたらと思っております。
目次
- TINY CAMP VILLAGEって?
- お家でDIY −いま流行りのフラッグガーランドづくり−
- 今月のTINY
TINY CAMP VILLAGEって?
2017年3月25日に厚木の七沢にオープンしたキャンプ場です。
TINYという名前の通り1日4組限定の森に囲まれた「小さな」隠れ家のような場所です。
TINY CAMP VILLAGEの特徴はアクセスの良さ・徒歩圏内に天然温泉・隣接した本格アスレチック施設。
他にも時期によっては野生動物や蛍と遭遇し、四季折々の虫や鳥の鳴き声が聞こえ自然に癒されます。
キャンプはもちろん、日帰りでの利用や貸切でのイベント利用も可能です。詳しくはHPをご覧ください。
お家でDIY –いま流行りのフラッグガーランドづくり−
TINY CAMP VILLAGEは友人たちの力を借りて1から手作りでできたキャンプ場です。
ですので、キャンプ場の施設はもちろん、看板や飾り付けも自分でやります。
その中で、皆様に役立つDIY情報がご提供できたらと思います。
初回はご自宅のお部屋やお庭にワンポイント。おしゃれ度がグンと上がるフラッグガーランドの作り方をご紹介致します。
通常フラッグガーランドというと、布や折り紙などを使って作られるものがほとんどですが、今回は木の板で作ってみました。
フラッグガーランド(長さ3m)の作成に用意するもの
- 幅9cmで長さ60cm厚さが5mm程度の板
- 板を切るノコギリ
- 板に穴を開けるドリル
- 紙ヤスリ
- 麻紐3m
- お好みの塗料(今回はスプレーを使用)
- ガスバーナー
工程1 印となる線をつける
木の板を用意し、画像のように最初だけ片側5cm(10cmの半分)で、あとは10cm幅になるように印を付けていきます。
それを線で結ぶと画像のような三角形ができます。お好みのガーランドの長さによって、この三角形の必要数が変わります。
目安として長さ3mのガーランドを作るとしたら10個くらいの三角形があると良い感じです。
工程2 線に沿ってカット
次に、線に沿ってノコギリなどを使って一つずつ切っていきます。切ったのがこちら↓↓
工程3 角に紐が通るくらいの大きさの穴を2つ開ける
三角形の角2点に紐が通るくらいの穴を開けていきます。手動の穴あけドリルもホームセンターなどで販売しています。
頑張って穴を開けたら、もうほとんど完成です。ヤスリで角を削ると、なお良いですね。
工程4 塗装とビンテージ加工
塗装はせず木の風合いをそのまま残しても良いですし、お好みのペンキで塗っても良いと思います。
私は今回ホームセンターで売っているスプレーで色付けしました。
スプレーの良さは面倒な後片付けもいらないその手軽さです。
ここでワンポイントテクニック。
ただスプレー塗装しただけでは満足できないあなたに簡単ビンテージ加工をご紹介します。
スプレー塗装した後、完全に乾く前に火傷に注意しながらガスバーナーで焼き目をつけていきます。
すると塗装が焼けてこのようにくたびれたビンテージ風になるのです。
色や大きさで如何様にもおしゃれになるので、ご自宅のお部屋やお庭に合う自分なりのフラッグガーランドを作ってみてはいかがでしょうか?
このコーナーでは今月のキャンプ場で印象的だった出来事をご紹介したいと思います。
初めていらっしゃったSさん。
キャンプ場の取材もされている、キャンプ場をよく知る人物。
お話される内容が、教育的でどれも共感でき、とても温かい方でした。
中でもキャンプ場について話した会話がこちら。
きっと、これはキャンプ場に留まらず
家庭や職場などにも置き換えられるのでは?
Sさん:「キャンプ場忙しそうだね」
私:「はい。冬の間意外とやることが多くって」
Sさん:「そうだよね。キャンプ場はいつまで経っても未完成だよね」
私:「(し、失礼なこと言う人だな)そうなんです。全然手が回らなくって(汗)」
Sさん:「いや、タイニーさんがという意味じゃなくってね。キャンプ場は白いキャンバスのように思うんだ」
私:「ん、白いキャンバスですか」
Sさん:「そう。いろんな人が来て、その人達によってこのキャンプ場も全然違った表情になるんじゃない?」
私:「はあ、確かにそうですね。お客様やテント・ライティングによっても全然違った場所に見えることがあります」
Sさん:「そう。白いキャンバスに自由に絵を描くように、思い思いにキャンプ場を使って遊ぶ。だから、いつまで経ってもキャンプ場っていうのは完成しない。来る人によって、変化していくだけ」
キャンプ場も、私という人間だっていつまでも完成しない
もっともっと素敵な方向に変化していけたらと
そう思えた出会いでした。
場所:神奈川県厚木市七沢1854
TINY CAMP VILLAGE
七沢にある隠れ家のようなキャンプ場「TINY CAMP VILLAGE」 | noma記事
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