noma読者の皆さま
こんにちは。
厚木市七沢にある1日５組限定の小さなキャンプ場
「TINY CAMP VILLAGE」の中村です。

新型コロナウイルスの影響が各地で出ておりますが
1日も早い事態が収束を願うばかりです。

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ヴィンテージとの付き合い方

ワーゲンバス・リノベーション編「ドリンクホルダー作り」

※「今月のTINY」はお休みです。

ヴィンテージとの付き合い方

TINY CAMP VILLAGEには２台のヴィンテージ車両があります。左側の1959年のトレーラー AIR STREAM “PACER”
右側の1967年のワーゲンバス Type 2

どちらも長い年月をかけて様々な持ち主の元を渡り歩き一緒に思い出を積み重ねてきた2台です。

お金を出せば必ずしも買えるものではありません。
どちらも巡り巡って、いろんな縁とタイミングで僕の元にやってきてくれました。

当然、古いものには不便さや不調はつきものです。
クーラーなんてついていないし調子が悪くてエンジンがかからないことも雨漏りすることだってあります。

でも、治しながら、調子を見ながら使うことはちゃんと向き合うということだと思います。

クーラーのない車内、窓を全開にして生ぬるい潮風を受けながら全身で夏を感じることだってできる。
完璧なものだったら気づかないありがたみ不便の中に気づける生き方がある。

それは人に対しても同じ完璧な人はいない。
誰しも欠点や足りないところがある。
背負った傷や忘れたい過去の１つや2つもある。
人の一面を見るのではなく多面的に見ることができたなら人を嫌いにならいで済む気がします。

結婚した友人はこんな事を言いました。
「相手の好きなところは欠点に変わることがあるから 相手の許せるところを見るんだよ」
許すことが愛なのだと。
傷や凹みに愛しさすら感じることが愛なのだと。

ヴィンテージが好きな人は傷や痛みに、物語や深みを感じることができる。
不便さや不調にも笑える心の豊かさがある。

僕はまだまだヴィンテージが似合う人間力はない。
でも、いつかヴィンテージが似合うような生き方をして物にも、人にも、優しく出来る人になりたい。
そしたらきっと、もっと長い付き合いができる気がするんです。

ワーゲンバス・リノベーション編「ドリンクホルダー作り」

まだ詳細は発表できないのですがワーゲンバスを使った新しい事業を考えています。
その為、現在ワーゲンバスの内装をリノベーションしています。
オリジナルの内装を剥がすのは少々勇気がいりましたが、世界で一つだけの素敵な空間作りに取り組んでいます。
しばらくDIYはワーゲンバスのリノベーションについて書きたいと思います。

ちなみにうちのバスは、後部座席がフラットにもなるキャンピングカー仕様なので先月の連載「これからの暮らし方」でご紹介したバンライフの参考になる部分もあるかと思います。

さて、今回ご紹介するのはドリンクホルダー作りです。
シートの間に挟まっているだけなので取り外しも簡単でキャンプのローテーブルとしても使えます。

材料・用意するもの

• 縦14cm 横32.5cm 厚1.8cm の板5枚
• 4cm 3cm長21 の角材４本
• 4cm 3cm 長20 の角材４本
• ジグソー
• 飲み口が大きめのカップ
• ドライバー
• 木ネジ50mm 32mm
• 好みのオイルやワックス

Step1土台と枠作り

画像のように長さ21cmの角材を縦に20cmの長さを横になるように四角の枠を作ります。
その後、板を2枚敷き固定します。これで土台の完成です。
この時裏返して、底の方からネジでとめるとネジ跡が見えなくてスマートです。

Step2 ドリンクホルダーの要

先ほどの工程の裏返しをした画像です。
1枚の板を柱に合わせて２つの角をカットします（4cm 3cm）
そうして画像のようにネジでとめましょう。
地味ですが、実はこの板がドリンクホルダーの要となります。

Step3 カップの穴開け

残り2枚の板のうち2枚にカップが入る大きさに穴を開けます。
大きめの飲み口のカップをガイドにして線を引きジグソーでカットします。
天板をネジで固定したら完成！
step2の板がカップの底の役目をしてくれています。
下の土台には荷物を収納する事ができます。
簡単なのでぜひ、お試しください。
来月もよろしくお願い致します。

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TINY CAMP VILLAGE連載 | noma
 

【TINY CAMP VILLAGE】
場所：神奈川県厚木市七沢1854
TINY CAMP VILLAGE
七沢にある隠れ家のようなキャンプ場「TINY CAMP VILLAGE」 | noma記事

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